ジョブチェンジ、仕事を切り替えながらリストラ

ジョブチェンジリストラ

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変化が激しい時代、誰もがジョブチェンジをしていかなければならない

私が最初に就職したのは印刷物の版を作る会社でした。
版は大きなフィルムに文字や写真を焼き付けて作ります。
職人の手作業で切り貼りして1枚の印刷物を作っていました。
色の良し悪しも社長がサンプルの印刷物を見て判断。
悪ければCMYB四色の配合をやり直し。
これは結構、経験と勘といった職人気質の仕事でした。
しかし、私が入社した時にマッキントッシュでDTPという変革が起こります。
ウインドウズ95で世の中の変化を感じる時でした。

まあ、その時の版つくりの職人さん達のマッキントッシュへの恨みつらみはすごかったです。まだ、デジタル黎明期。アナログフィルムの方が品質はよかった。
ゆえに、そんな品質の悪いデジタルなんかやるな!みたいに怒っていました。

けど、大きな作業場で切り貼りするのと、画面上でフォトショップを使って加工するのとどっちが効率がいいか・・ 一目瞭然 です。
職人さん達もそれは薄々わかっていたが、何十年もやってきたことは簡単には変えられないし、新しいことへの抵抗感があったのだと思います。

私がその会社を辞めて数年後、会社は倒産していました。
あの職人さん達はどうしているのだろうか。
もう、定年で引退してるか・・

現在はこういうことがどんどん起こっています。
もはや、一つの仕事、一つのスキルではやっていけません。
どこかで大きく職を変える必要があります。

経験者募集とか求人で書かれていますが、これから新しく出来る仕事に経験者なんていません。
そうでなくても、今の仕事をしながら新しい仕事を覚えるのも中々大変です。
さて、どうしましょうか。

ここで考えたいのはやさしいリストラ、ソフトランディングでジョブチェンジするやり方。
これは私の備忘録みたいなものです。
今は単なるアイデア。これをどう実現するかは今後のお楽しみ。

ジョブチェンジリストラ

昨今、大企業もリストラの嵐です。
結構、ひどいやり口のものもあります。
大解雇時代 知恵を絞ってクビにする 

このグローバルで弱肉強食の時代にぬるいこと言っていられるか!
大企業はそう思っているのでしょう。
確かに厳しい時代です。
しかし、日本人はグローバル化流されてはいけない。
あくまでも美しく、やさしくあれ!です。

今まで終身雇用で社員は家族と言ってきたんです。
それなら、快く送り出してあげましょう。

そうリストラは企業の再構築なんですから、それに合わなくなった人は他に行くのは仕方がないこと。
ただ、他に行くところがない・・かもしれないという不安はあります。
例えば、「事務職」なんて仕事はあと数年で消え去るかもしれません。
昨今は変化が激しいですからね。
スーパーのレジなんて日々自動化していっています。
気が付いたらレジ打ちの人を見かけなくなっているでしょう。

じゃあ、事務やレジ打ちの人に何が出来るのか?
今まで数十年、事務やレジしかしてきてなかったなら、他の仕事・・自信ないですわな。
そりゃ、当然です。これは多くのサラリーマンにも言えること。
その会社じゃ出来る人だったが、外に出たら全然だめ。
そういうことは結構あります。
けど、これ本人だけの責任ではないですね。
ある意味、日本社会の構造的なところもあります。

大体、副業禁止なんだから、他の仕事を体験することもできなかったわけです。

で、私が考えているのが「ジョブチェンジリストラ」
姑息なリストラの費用、退職金割り増しするお金があるなら、次の仕事の面倒をみることにお金を使うべき。

リストラ対象者は会社にとって戦力外通告を受けた人(ダメな人間というわけではなく、適合する仕事がないだけ)。
リストラ宣告を受けた人は自分で就職活動してもいいし、就職の斡旋をうけてもいい。
ここでのポイントは異業種への転職。
異業種に移らないと仕事がない人もいます。
しかし、異業種は未経験・・それでは中々採用されない。
そこで、今の会社に行きながら、新しい会社に行って仕事の経験を積む。
パラレルワーク、パラレルキャリアをするわけです。

現在の会社の引き継ぎをしつつ、新しい会社の仕事もしていく。
新しい会社での研修期間などの給与を現在の会社が負担することで、転職先の企業も雇いやすくなる。
関わる比率を変えていって、徐々に転職先に移っていく。

実践で仕事を覚えていくので、身に付きやすい。
これなら、ある程度スムーズにジョブチェンジができるのではないかと思います。

ジョブチェンジリストラ

制度がなくても個人ビジネスならこのモデルみたいなことが出来る

B社のところが自分のビジネスであってもいいと思う。
会社で働くだけが道ではないからね。

でもまあ、この案は妄想なので、現実的には副業をB社に見立てて、副業のビジネスの比率を上げていくのがいいでしょう。
残念ながらA社からの補助はありませんが・・・

けど、リストラしたいなら、副業を支援して、そっち行っていいよ。とした方が企業にとってもイメージ悪くしなくていいんじゃないだろうか。

でも、企業や国に頼る考えは危険。
やっぱり、最後は自分の力で切り開くべし。

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