ジョブチェンジにも限界がある

ジョブチェンジにも限界がある

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向き不向きは重要な要素

リストラでのジョブチェンジはやさしくということで、
ジョブチェンジ、仕事を切り替えながらリストラ という記事を書きました。
これからはひとつのスキルや仕事だけでは生きていけないから、どこかでジョブチェンジが必要。それを緩やかにやりましょうというものでした。

ジョブチェンジは必要ですが、やはり向き不向きはあります。
その代表的な例は「肉体労働」と「知的労働」です。
この場合、「肉体労働」は建設現場や引っ越し、知的労働は「プログラマーやシステムエンジニア」です。
いくら緩やかにジョブチェンジを行おうとも、「肉体労働」の人間が「知的労働」をしようとしたら、ごにょごにょ細かいことに発狂するかもしれません。
「知的労働」の人間が「肉体労働」したら、足腰立たなくなります。

私は先日、ホテルの搬入バイトをやってみました。
そして1時間でダウン。早退しました。
何がつらいって、あの通気性のない服とヘルメット・・すさまじい汗で 気持ち悪くなり即、熱中症。
そりゃそうです。いつもクーラー効いたところで仕事している人間が灼熱の元、体力使う仕事をしちゃいけません。正直、ちょっと死ぬかも・・と思いました。
軽いパニック障害みたいな感じです。
これは無理。体の構造が付いていかない。気力とかいう問題じゃない。
暑さに体を慣らしておかないとだめですね。

同じように「肉体労働」の人がプログラムとか見ていたら発狂するんじゃないかと思います。

だから、ジョブチェンジと言っても、仕事の環境が変わるようなところはダメですね。

そう考えるとマグロ漁船とかって地獄だろうと思います。

真逆の職を体験してみると、今の仕事はありがたい

もし、仕事が工事現場とかしかなかったなら・・働けません。
なんだかんだ言ってもオフィスなどで働く環境の仕事はありがたいと感謝の気持ちが湧いてきます。そして、工事現場の人ってすごいとリスペクトが生まれます。やはり人間、その職域に応じた体のつくり、頭のつくりを培っており、その壁を乗り越えるのは簡単じゃないと思いました。

何ていうか、人間色んな立場を経験することが大切じゃないかと感じます。
正社員と非正規、雇主と雇われる側、会社員と個人事業主、男と女。
一度入れ替わってみると相手のことがよく見えます。
これは国際的な対立から個人個人もすべて同じ。
相手の大変さ、難しさを知れば、もっと円滑なコミュニケーションが出来ると思います。
そういう意味では、副業で色々バイトに入ってみるのも悪くないかもしれません。
そこでは自分は新人で何もできないことを思い知らされます。
そうなると人は謙虚になれます。
横柄な態度はなくなるし、必要以上に怒ることもない。
相手の立場や考えなんて想像してもわかりません。
体験することでしか本当のところは理解はできない。

肉体労働は人間のやるべき仕事じゃない

率直に思いました。こんな暑い中、重たいものを運ぶって普通じゃない。
これこそロボットにやってもらうものだと。
テクノロジーの進化でそれは実現可能でしょう。
って勝手なこと言ってます。ロボットがやったら仕事なくなっちゃいますもんね。
ひとつだけ言いたい。普段事務仕事の人が肉体労働をやっちゃいけません。
真面目に死にます。

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