早期退職を考える。なぜ、早く辞めて欲しいの？

早期退職って何だ？

名だたる大企業が「早期退職」を予定しているという。
そもそも「早期退職」ってなんだろう。

定年前に退職するとちょっと得するよといってクビにすること

という理解でいいのだろうか。

大企業においては「退職金割り増し」とかあり、美味しい制度です。
派遣の人や零細企業にはそもそも「退職金」がない。

まあ、企業の再構築、リストラです。

会社には必要がない人間！ということです。

永遠に必要な人間などいない

「必要がない」からといって卑下する必要はありません。
その会社では必要がなくなったということです。

北斗の拳でも悪党をぶっ殺したら、ケンシロウ必要ないですからね。

人間も会社も時と共に役割も能力も変わります。

本当は色んな仕事に移り変わっていく柔軟で流れのある働き方がいいと思うんですよね。

大体、飽きるでしょう。刺激もなくなる。

ちょうどいいんですよ「早期退職」

早期退職に手を上げるか？

「早期退職」募集します。そう発表があった時、自分が対象だったら手を挙げますか？

「早期退職」を言われた時、それはある意味警告だと思うんです。
数年後は「クビ」・・というか「新しい道を歩め」ってことです。

大企業の人はお金貰えるし、優秀なのだから辞めても全く問題ないと思います。

残る選択・・・

それは「早期退職」時はまだ船艇に穴が開いているぐらいの状態なのが、ぶくぶく甲板まで水が迫ってくる場所にいるということ。

あるいは、ゾンビに感染した人間がいるショッピングモールに留まること。
最終的に全員ゾンビに移り変わる時、人間のあなたの場所はない。

のだと思います。

これからの社会の移り変わりのスピードはどんどん加速していきます。
恒星間物質を吸収してどんどん加速していきます。

今までの時間の感覚でいたら、置いていかれます。

まだまだ先と思っていたアンドロイドキャバ嬢なんかも来年ぐらいいるかもしれません。

とにかく、スーパーマリオブラザーズの落ちる床です。
どんどんジャンプして前に進まないとあっという間に落ちてしまいます。

企業の思惑

企業が「早期退職」をするのはそれなりの理由があります。

ひとつは団塊ジュニアと言われるボリューム層が多くて、企業内の世代バランスが悪いので、調整したいという思惑。

もうひとつは、今後の情勢を踏まえて、今からスリム化しておこうと言うもの。
人を多く抱えていては動きにくいということもあるでしょう。

「人を雇う」というこれまでの形も変わってきます。
今後は個人事業主と契約という形での仕事も増えてくるでしょう。

タニタみたいな形が主流になるかもしれません。

企業も年金やら健康保険とか色々負担が減るなら、流れはそっちでしょう。

そうなると保険や年金なども自分で考えていかないといけなくなります。
確定申告もね。

でも、多くの人が「確定申告」をするようになれば、もっと簡易にしろという話になると思います。

「確定申告」を簡易にする！という公約を掲げた政党が出たら支持されるんじゃないでしょうか。

おっと、話がそれました。

そうそう、団塊ジュニアの40代、50代は今の会社では不要になったのです。

「早期退職」してどうする

さて、「早期退職」したはいいが、どうしよう。
就職活動・・・優秀な人はいいけれど・・
大企業にいたら中小企業の待遇は色あせて見えます。

けど、大企業には場所はありません。

就職活動厳しいですねえ。

大企業の人は大企業と同じ待遇は求めない方がいいですね。
じゃないと、永遠に決まりません。

でも、退職金なし、ボーナスなしなんて耐えられない・・なんて贅沢なことを思っちゃいます。

なので、収入の柱を増やすしかありません。

副業も始めてダブル、トリプルで稼ぐ体制を作っていくことで、多少待遇が悪くなってもやっていけるでしょう。

副業で成功する間のつなぎと思って働けばプライドも守られます。

おお、働き方の大変革ですね。
これで人生面白くなってくると思いますよ。

やることいっぱいですからね。

「働かないおじさん」なんて言われることはなくなります。

なので楽しんで「早期退職」しましょう。

どうせ、そうなるのだから・・