就職氷河期の救済は正社員にすることではない!

就職氷河期の救済は正社員にすることではない!

就職氷河期世代の支援が色々、行われています。
これ気持ち悪くないですか?30年近く放置していたことを急に言い出す。
色々利用しようというわけです。

これねえ、ゾンビ心理学者としてはすでにゾンビになった人間に医学的治療をしようというようなものです。
基本、ゾンビが人間に戻ることはありません。( ウォーム・ボディーズ は人間になったけど)
死体ですから、死人ですから。

就職氷河期世代の支援ってそんな感じ。死ぬ前になんとかして欲しかったというやつです。

目次

就職氷河期の救済に正社員登用は有効か?

自治体が就職氷河期世代を採用するなど支援策が行われています。
これで就職氷河期世代が救われるのでしょうか。
採用された数人は救われたのかもしれません。
けど、就職氷河期世代というひとくくりで見た時、全く救われていません。

就職氷河期世代を救うのは「正社員登用」みたいな感じになっていますが、それって有効なんでしょうか?
正社員たって色々あります。中小零細企業の正社員なんて下手したら非正規以下の待遇だったりします。
救済というなら大企業並みの待遇を終身で保証するぐらいないと嘘です。
でも、そんなこと微塵も考えていないでしょう。
人手不足と言われる劣悪な職場に送り込むのにちょうどいい人達がいた。
そんなところでしょう。

そもそも、会社員自体がどうなっていくか不透明な中、「正社員にする」ってどうなのか?
正社員になったとたんに根こそぎリストラじゃ意味がありません。
大企業でもリストラの嵐なんですからね。

しかも、単に正社員として雇ってもらったって仕事が出来なければ、それはそれで苦痛であり、さらに自信をなくして辞めてしまうことになります。

「正社員にすれば誰もが喜ぶ」みたいな考えは違うんではないでしょうか?

魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教える

魚釣り

今の氷河期世代の支援策って「正社員」という魚をあげているだけです。
食べたら何も残らない。
結局、数年したら元(の非正規)に戻ってしまうでしょう。

そうじゃない。
ちゃんと人生設計できるように「魚の釣り方」=スキル・技能を身に付ける施策をするのが本当の救済。
これは就職氷河期世代に限ったことではなく、不本意だが非正規の仕事に就きキャリアをうまく積めなかった人を対象すべきだと思います。

キャリアチェンジのため企業で半年、1年修行を積める仕組みを作る。
予算は国債でいいでしょう。返済はキャリアチェンジした人から少しずつ返してもらう。
より生産性の高い人間をたくさん作ることは国家としても必要なことだと思います。
最終的には投資以上に返ってくるものです。

とにかく、今後は皆がキャリアチェンジを余儀なくされる大キャリアチェンジ時代に終身労働です。
今後必要な人材を得られるように育てていくことが日本の復活には欠かせないと思います。

支援を待っていても・・・

今の就職氷河期世代の支援というのは、利用したい企業や公的機関が自分たちの利を追求しているものです。
だから、新しいスキルを身に付けさせるとか考えていません。
だって、そんなことしたら今の人手不足の仕事に送り込めないから。

その利用価値がなくなれば、支援はフェードアウトするでしょう。

期待しても裏切られるだけ。
ならば、自分で切り開くしかありません。

そのためには自分で仕事をするしかありません。
雇われることだけ考えていてはじり貧です。

個人のビジネスを持ちましょう。

その前に個人で仕事を受けてもいいでしょう。

もう、個人で立ち上がるしかないのです。

けど、それって自由で面白いと思いますよ。

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