生活残業は救世主

生活残業は悪なのか?

ワークライフバランス、働き方改革
10年前はそれが正しいと思っていました。

効率よく仕事を終わらせ定時に帰り、自己研鑽しよう!
そう言われてそれが正しいと信じて訴えていました。

確かに正しそうに思います。

けど、その正しいことが全てに適応されているのか?
仕事の形態のもよるでしょう。

歩合制ならまさに正しい。

一日で出来る作業が1つが2つになれば売り上げは倍。

でも会社員は変わらない。
無理に2つしなくていいわけです。

それって何か悪い様に映りますが、そうでもありません。

一つは丁寧にできます。
効率を求めてスピーディにやるとミスも増えると思います。

もう一つは別の雑務が出来る。
細々とした雑務、なんの得にもならないことでも会社員なら出来ます。
それで職場が回っていると思います。
掃除とかしてくれているから気持ちよく仕事が出来ます。

さらに言えば自分の成果にならない他の人の手伝いもできます。

こう見るとじゃあ、何が効率化なのか?と思います。
無駄に見える雑談も良い潤滑油になっていたりします。

作業が早くできるだけが効率化ではないと思います。

で、今回のテーマ「生活残業」

悪の権化のように言われ、残業するやつは仕事が出来ないといわれます。

ここでも「仕事が出来るって」なんやねん!ってことです。

クビになってないんだったら仕事は出来ています。

成果の大きさをいうなら基準はどこなのか?

仕事が出来るって人でも大経営者の足元にも届かないわけです。
いい加減なものです。印象だけ。

日々、生きるのだけでも必死な凡人が子育てしているんです。
普通にお金がかかる。

そこで少しでも稼ぐためには「残業」が一番効率が良いんです。

凡人は理想の動き(起業、副業、自己研鑽)なんてできません。
ほとんどが凡人(天才、超人的なことは出来ない)なのを忘れている。
副業なんてすぐお金にならないし、稼ぎも経費以上になるかは疑問。
来月必要なお金を用意できるのかも未知数。
残業なら確実です。

明日までに1万円稼がないと島流しとか言われた時、凡人に何ができるのか。
今から副業?バイト?
いやそれより残業でしょう。

残業って悪ですか?
前倒しで進めるのもいいでしょう。
より丁寧にするのもいいでしょう。

それをゆっくりやっているからダメという。
けど仕事が落ち着いていたらゆっくりするでしょう。
誰でもそう。

そもそも生活のためならしますよ(今日やらなくてもいい)残業。
汚い?でも人間ってそんなもんでしょう。

それがだめなら仕組みを変えないと。
残業しないと給料が上がるなら誰もしません。
残業を好んでやっている人なんてほとんどいません。

まあ、昔夏休みやることないから仕事しに来ていたおっちゃんにはドン引きでしたが。

ともかく、凡人には稼ぐ能力はあまりありません。
そんな凡人を救っていたのが「残業」なのです。
救世主です。

それを無くすのが「働き方改革」
凡人を苦しめる政策。

世の中の苦しみの半分は「お金」

「お金」のない苦しみと
「残業」の苦しみ
どっちが辛いと考えますか?

私は「お金」がない苦しみの方が辛いです。

残業代があるから世の中は成り立っていた。

「生活残業」でもいいんです。
それが社員の心身を支え、経済を活性化させていた。
会社だって多くの仕事が出来ていたはずです。

もちろん身体を壊すぐらいひどい残業はダメですが、
できる限り「残業」できるほうがいいんです。

それが悪なら給料倍にしろ。
それなら文句言わない。自己研鑽もするし、副業にも挑戦する。

「残業」万歳!

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