働く権利、人間を不幸にするAIは必要か?
目次
仕事を奪うAI廃絶運動
新しい技術によって人間の仕事が奪われることは過去、幾度となく行われていました。
仕事を奪われる当事者にとっては新技術は「悪魔」。
奪われるのは、それしか技術がない労働者です。
生きるためには「便利」はいらない。
「不便」でも仕事がある方がいいのです。
現在、人間の仕事を奪う脅威となっているのがAI。
アメリカ民主党の大統領候補アンドリュー・ヤンは労働者の仕事を奪うAIを規制しろと訴えて支持を集めています。
支持する労働者の人たちはAI廃絶まで訴えています。
今までの技術変化との違い
これもいつもの技術革新の狭間のことだと思っていたら、ひどい目に合うかもしれません。
今まで、人力で運んでいたものをトラックで運ぶような変化は次がありました。
技術は進んだが、それを使う人間は必要だったわけです。
なので「仕事」自体がなくなるわけではありませんでした。
しかし、AIは根こそぎ奪います。
しかも人間が太刀打ちできないレベルで。
さらに、AIはブルーカラーの仕事より、ホワイトカラー、技術の高い仕事と奪っていきます。
そして、怖いのは
次の仕事がない!
ということです。
AIはめっちゃできるエリート社員が入ってきたようなものです。
新しいことを覚えるとかじゃなくて、単にチェンジです。
そこに問題があると考えます。
働く権利を奪うAI
毎日、生きていくために嫌な仕事をしているとわかりませんが、「仕事」は人間が生きていくために必要なことです。
人や社会のために「役立ちたい」
「役に立っている」と認められたい。
これがないと自分は何のために生きているのか?
そういう悩みを抱えることになります。
存在しているだけで価値があるとか言われても、何もしない、何もできなければ心は荒廃していきます。
だから「仕事」は人間にとって必要なんです。
それを根こそぎ奪ってしまうAIという存在。
ちょっと考えたいですよね。
そこまでのAIが必要なのか?と。
AIの開発には目も眩む予算が使われているんです。
けど、それが人を幸せにしないとしたら?
核兵器の研究にお金を使っているようなことになってきます。
もちろん、AIがまったく不要とは思いませんし、私なんかはAIが働いてくれてベーシックインカムを実現し、お金にならない活動をしたいと思っています。
そこまで一気に行けばいいんでしょうけど。その狭間がねえ。
とにかく、人間には生きていくために「働く権利」があると思います。
なんら活躍する場がなくなった人間は廃人と化すでしょう。
それある意味私の目指すゾンビの世界っぽいですが、ちょっと違うな。
ゾンビはもっとイキイキしてるんで。
ゾンビはさておき「人を不幸にするAI」はいらないんじゃないかと思います。
人を幸せにするならAI大歓迎
けど、やっぱりAIはかなり人を助けてくれると思います。
介護とかには期待してますよ。そこはやって欲しいところです。
どっちかというと、早く実用化して人間は基本、働かなくて遊んでいればいいようになればいいかなと・・働きたい人、その人にとっての仕事はこれまた「遊び」なのだから。
AIが代わりに仕事してくれるんですよ。
明日にも代わって欲しい。
自分の仕事を作る なりわいつくり
デビューカフェ nariwainari
デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール