3次元インターフェース XR

3次元インターフェース XR VR AR MR SR
acworksさんによる写真ACからの写真

目次

XR

VR:Virtual Reality(仮想現実)
AR:Augmented Reality(拡張現実)
MR:Mixed Reality(複合現実)
SR:Substitutional Reality(代替現実)
の総称

xのところを置き換えた Reality を表すものです。
今までスマホやPC上では2次元情報しか扱っていませんでしたが、これからはゴーグルやメガネ、コンタクトレンズなどのインターフェイスを使って3次元情報を扱っていくことになるでしょう。

では、これらの Reality がどういうもので、どういうことが実現するのか見ていきましょう。

VR:Virtual Reality(仮想現実)

バーチャルリアリティーは結構聞くようになった言葉ではないでしょうか。
バーチャルは「仮想」、厳密な意味は「本物に近いが本物と違うもの」です。
VRは、偽物ではないけれど、極めて本物に近いものです。
何?このわかったようでわからない言い回し。けど、なんかわかる。
最近はこのVRを使ったゲームやシュミレーションなどがありますね。
ビルの間の綱渡りなんかVRなら体験できるわけです。

なりたい自分になれるVR

バーチャル空間はコンピューターが作り出す世界です。
よって、その中では自分の思うがままです。
どんな姿にもなれます。
好きな場所にいられます。
空を飛んだり、水の中にずっといられたり、何でもありです。

仕事の会議も各々好きなアバターで参加する。
中々面白いですね。
就職活動の面接もVRで出来れば、スーツを新調しなくても、ブランドもののスーツを着ることができます。
まあ、その場合高級ブランドはデジタルスーツに課金するでしょうけどね。

VRでなにより大きいのは、家に居ながら様々な経験ができることです。
例えば乗馬。リアルにやろうと思えば、お馬さんのいるところまで行かないといけません。しかも振り落されたて怪我でもしたら大変です。
その点VRなら安全に乗馬技術を学べます。
リアルな学習にはVRはもってこいですね。

AR:Augmented Reality(拡張現実)

ARは「ポケモンGO」です。
リアルな風景にCGを重ね合わせて、付加情報を追加します。

ARがあれば、年を取ってよくある、顔は知っているけど名前が出た来ないなんて問題も解決されます。
目の前の人物の情報がディスプレイ(目)に映し出されるからです。
名前や仕事、住んでいる場所など情報が書いてあるので、名前出てこないと焦ることもなくなります。
名刺データや顔認証データを入れておけば、一度会った人に名刺を再度渡すこともありません。
ああ~いいですねえ。

また、方向音痴の人なども、リアルな風景に矢印などで案内表示が出るので道に迷うこともなくなります。

商品の値段や生産地などの情報も瞬時に見られるようになります。
買い物した合計金額なんかも出れば、買いすぎとかに気が付けます。

MR:Mixed Reality「複合現実」

VRとARを複合した技術。
ARがリアルをベースにデジタル情報を付加したのとは反対に、MRはデジタル(バーチャル世界)情報をベースにリアル情報を付加していきます。

遠隔会議や遠隔手術などがMR技術を使えば可能になります。
コーヒーを入れてもらっても飲めませんが、こんなデザインにしましたなどは確認できます。
その場でみんなでマインドマップ書いたりなどはできます。
物理的なやり取りがなければ、全てデジタル世界で完結できます。
しかも、リアルを感じながらです。
MRが実現すれば、通勤は必要なくなるでしょう。
バーチャル職場に出勤するようになる。
やっていることはリアルと変わらないわけです。
在宅ではさぼっているんじゃないかとか色々問題があったわけですが、実際に会社に出勤しているようにしか見えないなら、本体は家でいいんです。
定時後1秒で帰宅できます。自由な時間が増えますね。
あーけどブラックなところは帰れなくなりそう。でも大丈夫、労働時間など全部データが取られるでしょうから、理不尽な残業はありえなくなります。
いいですねえ。

そうなるとインフルエンザの流行や災害などの時も、安心して仕事ができるようになります。

SR:Substitutional Reality(代替現実)

SRは研究段階なので、はっきりした定義はありませんが、例えば事件現場の再現で実際の映像に過去の映像を差し替えて、あたかもその当時の状態になったかのような錯覚を与える技術です。
事件当日の出来事があたかも目の前で行われているかのように見られる。
裁判員裁判なんかで使われるかもしれませんね。

XRの課題

色々楽しみなXRの技術ですが、問題はインターフェース、デバイスがでかいこと。
VRゴーグルなんて付けて街を歩くのは勇気がいります。
今後は小型化、薄くしていく必要があります。
せめてメガネぐらいにしないと普及はしないでしょう。
最終的にはコンタクトレンズ、人工網膜とかになってくるんでしょうね。
そうなると暗記型入試も考えないといけません。
ネット通信の完全遮断、バーチャル機器を埋め込んでいないかの検査とかしないといけない。うーん、そうなると暗記型のテストに意味があるのか疑問になりますね。

XRを楽しもう♪

XR3次元インターフェースも着々と小型化が進んでいます。
近いうち、普通にVR,AR,MRをやっている世の中がくるでしょう。
XRの世界に入れないひとは置いていかれるかも。
バーチャルな世界でのやりとりする お金、見た目は現金でも本物じゃないけど偽物でもない、使えるのでデジタル通貨なのか。ああややこしい。

【参考】

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