スープは音を立てて吸うべし
目次
なぜ、スープをすする時、音を立ててはいけないのか?
ポタージュスープなどを食べる時、ズズズズと音を立ててすすってはいけないと教えられてきました。
特に、レストランなどでスープを音を立てて食べると白い目で見られます。
私もそんな人がいたら眉をひそめるでしょう。
パスタ・・スパゲティを食べる時も同様ですね。
でも、最近はうどん、そばに対しても音を立てるのはマナー違反みたいなことを聞きます。
ここにきて、ん?なんで?と疑問符が付きます。
そもそも、スープを音を立てて食べてはいけないと言うのは欧米の「文化」です。
欧米信仰、憧れがあった明治のころからなんでしょうかね。
まあ、確かに綺麗な音ではないので、ある意味納得感があって、そういう風習が広まったのだと思います。
けど、ナイフとフォークは武器です。
武器で飯を食うって野蛮です。
野武士が魚を刀で串刺しにして焼いて食べているようなものです。
けれど、金属で輝いているから良いように見えるだけです。
別に欧米が高級というわけではなく、文化の違いです。
なので、別に音を立ててスープを飲んだっていいわけです。
ただ、まあポタージュやパスタは欧米の食べ物なので、その文化に合った食べ方というのは尊重したいと思います。
文化という意味ではうどんやそばは逆にすすらないといけない。
そこを欧米合わせるのは違う。
日本の食べ物は日本流に食べてこそ美味しい。
すすると美味さ百倍
音を立ててすする、食べると正直、その方がおいしい。
ポタージュ ズズズ
パスタ ズルズル
最高ですね。
音を立ててもいいので、変な抑止がなく思いっきり味を堪能できます。
すするスピードもまた大事な要素です。
美味しさを堪能するなら、すすちゃいましょう。
ラーメンのスープなんか絶対すすりたいですね。
下品、ワイルドな食べ方?
そんなの見方に寄ります。
絶対「すすらない」なんていう思考は洗脳です。
最近は、海鮮を手で食べたり、かじりついたりするレストランもあります。
音を立ててすするどころじゃありません。
ちょっと前までは食事する姿も見せられなかった
音を立ててすするのが下品、マナーがなっていないと言うなら、ちょっと昔までは食事している姿を見せることが下品だったので、お店は全て個室にしないといけない。
とはいえ、静かなフランス料理店で音を立てるのはダメだと思います。
もちろんスチュエーションによります。
ただ、単に「音を立ててすすってはいけない」と盲目に思っていると思考停止していることになります。
まあ、三島由紀夫先生のようにそんなやつは馬鹿だ、なんて言わないですけどね。
外では考慮が必要ですが、家では大いにすすりたい。
その方が格段においしい。
スープは音を立てて吸うべし