ワークライフバランスって?
ワークライフバランスと関わってから10年、今思うこと
ワークライフバランスを知って約10年
10年前は終電、休日出勤当たり前の仕事をしていたから
このワークライフバランスが素晴らしいと思った。
ワークライフバランスを広める仕事をしたい!
そう思ってワークライフバランスコンサルタントの資格取得講座を受けました。
10万円以上する高額の受講料(苦しい!)を払っても熱く燃えていました。
まあ、そこでの出会いがあり、講演などする身になれたのも
この講習を受けたからだと思っているので後悔はありません。
けれど熱い心とは裏腹に現実は厳しかった。
ワークライフバランスコンサルタントになれば仕事できると思っていました(浅はか)が
まったく仕事なんてできません。
で、資格提供の会社はほとんどフォローするわけではなく、
追加の講習受けろだの、資格継続年5万円払えだの搾取するばかり。
この辺りから違和感の覚えました。
極め付きはその会社の美人社長の講演を無償手伝いしに行った時、
弟子に当たる我々に挨拶はおろか一瞥することもなく講演に来てさっさとお帰りになられました。
なるほどワークライフバランスとは効率化、生産性のためには人間関係などどうでもいいことなのだと思い知らされました。
後に社員はおにぎりも食べる時間もないぐらい効率化を求められていたそうです。
これって定時に帰るためにおにぎりも食べられないってこと?
何か違わないか?と思ったわけです。
まあ、その辺りは些細なことなんですが、昨今はかなり問題があると感じています。
それはワークライフバランスは男女共同参画関連なのです。
総額9兆円とも言われる大きなものです。
なるほど私なんかが講演できるわけです。ある意味私も恩恵を受けました。
ワークライフバランスの仕事ってこの予算を使って自治体などが事業をやるわけで
今思えば結構公金ちゅーちゅーなものだと思います。
今のわたしは男女共同参画関連の予算を防衛費に回して欲しいと思いますね。
男女共同参画は女性の社会進出やら男女平等だのフェミニズム的色合いが強い。
ワークライフバランスもその一部。
それが少子化に繋がっていると感じます。
ワークライフバランス関連の知り合いは独身が多い。
女性で働くのはいいけれど自己啓発ばかりしている人。
キラキラ人生?
私は「子育て」が最強の自己啓発と思っています。
それに比べたら他のことなんて大したことではない。
で、10年過ごしていく中で
ワークライフバランス、働き方改革というのは
大企業の施策だとわかります。
私のような下請け底辺人間には酷なもの。
大企業の社員は忙しかろうとも男性育児休暇をバンバン取ります。
零細企業の社員には無関係な話。
残業も大企業の社員なら残業代なくても困りませんが、
零細企業の人間には死活問題。
流通の2024年問題とかワークライフバランスのせいです。
まあ、エリートが自己満足を満たすための施策なんです。
現場なんてどうでもいい。
エリートの俺が社会を変えてやった、愚民ども感謝しろと言いうわけです。
つまり、ワークライフバランス、働き方改革とか言っている人は裕福なエリートです。
最初に出てきたワークライフバランス資格の会社の社長は美人。
それだけで色々有利です。そしてその夫が国の官僚。
おいおい~、凡人の一般庶民と違うんかいー!!!
確かに私なんか視界にすら映っていなかったな~(遠い目)
それよりサービス業の人なんて土日休めず子供の運動会にもいけない。
こういうところなんとかせいよ!と思うわけです。
なーんか土日休みの官僚、大企業のことしか見ていない。
多様性
ワークライフバランスのひとつの要素が多様性
10年前は多様性とは育児や介護をしている人、病気を抱えているなど
色んな状況の人でも働ける、活躍できるといった趣旨でした。
それがいつの間にか人種やらLGBTやら変な方に進んでいきました。
うーん、これは左翼が金づると見て利用したせいなのかと推察しています。
生きていく上でバランスは大切だと思います。
いくらよいことでも一辺倒ではいけない。
今のワークライフバランスは偏っていうように思います。
ワークライフバランス嫌いです。
人間10年経つと考えも変わるようです。