客先常駐・派遣の仕事が格差、差別意識を生み出す

F. Inushitaさんによる写真ACからの写真

プロパー社員とそれ以外の差別

大きな企業は自社のプロパー社員だけでは、全ての業務を回していけない。
そのため、外部の会社の人間を使う。
それが、客先常駐社員や派遣社員。
特にIT業界はこれが多い。

「協力会社」などと言っているが、所詮は下請けで蔑む対象となっています。
まず、 客先常駐社員や派遣社員はスキルが身に付かない単純作業や面倒くさいものや、将来縮小していくことをやらされます。
まあ、こんなカスみたいな仕事は派遣にやらせておけ。ということです。
(そんな会話をよく聞きました)
それでも報酬がいいなら、それは考え方でしょう。
しかし、報酬も安い。安いから使っているんでしょうけどね。

客先常駐社員や派遣社員を使っているほうは、自分の会社に他の会社の人間を置くわけですから多少の制限は仕方ないでしょうが、明らかにプロパー社員とそれ以外をエリアで分けたり、権限に差をつけるのは「差別意識」につながると思うんです。
そりゃ、誰だって自分だけが入れるエリアがあって、他の人が入れないとなれば優越感を感じます。
客先常駐社員や派遣社員は客先なので低頭平身です。
それでプロパー社員は自分が偉いと勘違いして、客先常駐社員や派遣社員を見下すわけです。
「わたしはビジネスパートナーとして平等に接しています」なんて言っている人がいたら詐欺師だと思います。
いや、本人は本気でいい人を演じているのかもしれません。
けれど、本音の本音は見下しています。
じゃあ、あなたはこちら側にこれるのか?ということです。

客先常駐社員や派遣社員に気に入らないことを言われたら「あいつはいらん」と言うでしょう。

けど、それはプロパー社員の責任だけではありません。
そういう職場の仕組みがそうさせると思います。

「スタンフォード監獄実験 」というのがありました。
一般人が看守と囚人に役割分担して刑務所でしばらく過ごしていると、単に看守役をしているだけの人間が囚人役の人に暴力を振るうようになったというものです。

そんな感じで多くの会社では客先常駐社員や派遣社員を蔑み、プロパー社員のプライドを満たす仕組みが作られているわけです。

ということは 客先常駐社員や派遣社員の人間はこのままでは、奴隷として蔑まれる人生を生きなければなりません。

そんなの嫌だし、くやしいですよね。
そのためには今の状態から脱出しなければなりません。

客先常駐社員や派遣社員 から抜け出す

客先常駐社員や派遣社員なんてずっとやっていても、なんら得はありません。
搾取されるだけです。
客先常駐社員や派遣社員の有利な点はフットワークが軽い事。
プロパー社員は待遇が良いだけに会社を簡単に辞められません。
しかし、今は空前のリストラが吹き荒れているわけです。
リストラされた彼らは、今まで見下して来た客先常駐社員や派遣社員なんて死んでもやりたくないわけです。
どうするんでしょうね。

まあ、人のことを考えている暇はありません。
客先常駐社員や派遣社員こそ、副業、複業、パラレルキャリア、個人ビジネスを目指して勉強して行かねばなりません。

自分の事業を作って、雇われなくていいようになるんです。
雇われないで、稼ぎも会社員の数倍になれば、一気に逆転です。
サッカーのガンバ大阪を戦力外通告でクビになった選手が起業で成功して、逆にガンバのスポンサーになった話がありました。
それってめちゃ痛快じゃないですか。
自分でビジネスを始めれば、そのチャンスはあるんです。
その野望を持って、個人ビジネスを始めましょうよ。

才能・個性・資格・スキルを業(なりわい)にする
デビューカフェ  nariwainari

個人ビジネスデビュー無料相談

個人ビジネス(デビュー)情報を発信しています!
デビューカフェメルマガ(無料)

デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール