自分が価値ある存在になるには

自分の価値が見いだせない
「人間誰しも価値がある」なんて自己啓発なんかで言われることがあります。
それを聞くと少し勇気づけられたりしますが、じゃあ自分に何の価値があるねんと考えると・・・
皆無!
だったりします。
いや、なんらかの価値はあるんでしょうがここでいう価値は仕事的なこと。
就職活動で引く手あまたになる価値です。
そんな価値があるなら困ってない。そう思ってしまいます。
誰でも出来て代わりはいくらでもいる。そんな価値しかない。
そう考えると何か人生嫌になりますね。
仕事が嫌なのもこの辺りに一因があります。
凡人が中年になって、これからどうすりゃいいんだ。
多くの人がそんなことを悩んでいると思います。
現代人は長生きし過ぎです。
人生50年ならここまで苦しまないでいいのですが。
でも、死にたくないのも本能。
仕事もどうなるかわかりません。
なのでちょっとどういう方向性でいくか考えていきたいと思います。
価値は相対的なもの
都市に住み、膨大な人間がいるから相対的に個々の価値は下がっていきます。
例えばDIYぐらいしかできない人が住民100人ぐらいの離島に行って、そこに大工仕事が出来る人が一人もいなければ、DIYでも大工仕事が出来る人の価値は上がります。
あまり上手じゃなくても棚やら椅子が作れる。頼られて感謝される。
そうなると大工仕事が楽しくなり腕も上がっていきます。
普通にパソコンが使える、スマホが使える。それに何の価値があるのか?
そう思ってしまいますが知らない人からしたら凄いことだったりします。
なので相対的に自分の価値がある「場所」を探していく。
会社はその筋のエキスパートが集まっているからトップと比べると自分は見劣りしてダメだとなってしまいますが、素人集団にいけば自分だけがエキスパートです。
そういう環境がないか・・それを意識しておきましょう。
意識しておけば見つかります。
これは場所を探すだけで特に新しい努力がいらないのがいいですね。
藪医者でも離島にいけば大先生です。
「場所」が見つけられなければ、「特殊」なものを作っていきましょう。
ニッチのニッチ的な変なことを考えて仕事に結び付けていく。
例えばペットボトルの高貴な飲み方を研究して、外でも直飲みはせずマイコップで飲むライフスタイルを作ったり、ちょんまげ専用美容院とか、ちょっと変わったことを地道にやっていく。
そこに場所ができるまで。
これ共感してくれる人が世界で300人いればいいのです。
万人受けを狙わない。誰がやるねんそんなこと。そういうのを考えていきましょう。