過去には戻れない もうドーナツは食べられない
人間には戻れない、ゾンビで生きていくしかない
過去の栄光を忘れられないのが人間。
それはゾンビ的にみるとゾンビが人間に戻れないのに人間になろうとするのに似ている。
「ラストハザード・美しきジハード」で描かれているシーン。
この映画のゾンビは死んでいる(不死の病気)以外は人間と同じで記憶も生きている時の延長線上。
ゾンビになってしまったことを信じたくない人たちはドーナツを食べて人間であることをアピールしようとするが、食べられない。
吐いてしまいます。
そこに「ヒューマン・ミート」を出されると貪るように食べてしまいます。
そこで自分はゾンビなんだという認識が芽生えます。
「昔は良かった」「昔はすごかった」
そんなことを延々と思っていて今を一歩も進めないなら、そんなことは忘れて新しく生きていきましょう。
もうドーナツは食べられません。
ゾンビで生きていくのも悪くない。
病気はないし、痛くない、簡単に死にません。
「ラストハザード・美しきジハード」 はほぼ人間なので心は傷つくし、死ぬのは怖いので、ウォーキングデッドのウオーカーのようなゾンビで生きていけば天国です。
悩みも、苦しみもありませんから。