悩み苦しい時はゾンビ的に生きてみる。

ゾンビ心理学者 うちはっさん

ゾンビのように脳幹と本能だけで生きてみると楽になる。

わたしの提唱しているゾンビ心理学は、ゾンビ的視点から人間を救おうという学問です。
ゾンビというのは生きているのか、死んでいるのか?そんな論争があります。
皆さんはどう考えますか?
動いているのだから生きているといえるのか?
けれど、心臓は止まっていて、呼吸も脈もありません。
医学的には死んでいると言えるでしょう。

しかし、死んでいるとも言えません。
だって、動いているから。食べ物(人間)もおいしそうに食べます。
たまにコミュニケーションを取れることもあります。
最愛の人がゾンビだったなら、あなたは殺せますか?

そうそう、この「ゾンビを殺す」って表現も、正しいのかよくわかりません。
「お前はもう死んでいる」と言ったって歩き回っているわけですから。

それだけでも「ゾンビ」の奥深さをわかっていただけたでしょうか?
(そんなもんわかるか!って・・そのうちわかります)

で、そんな奥深いゾンビから人間の生きる力をいただこうじゃありませんか。

人間って、何が大変かというと「悩んだり」「苦しんだり」することです。
それは「大脳」がやっています。
これが発達したせいで「空気読んだり」「気を遣ったり」「大人の対応したり」「紳士ぶったり」するわけです。
これで苦しみます。
「会社に行きたくないけど、責任があるから行かなければ」と無理します。
今の日本ってそんな感じなので閉塞感があると思います。

ところがですね。
ゾンビは素晴らしいことにこの「大脳」が死んでいるんです。
しかし、なぜか本能を司る「小脳」と「脳幹」はゾンビ仕様で生きて?いや活動しています。
だから、食欲はあります。ただ、人間だけが美味しそうに見えます。
本能が赴くままに女子供老若男女を一切差別せず襲いかかります。
すごい平等主義です。本能だから。事情何て聞いてくれません。
悩みもなければ、落ち込むこともありません。
肉の取りあいで怒ることはありますが・・・

要は落ち込んでいる時は小脳と脳幹だけで生きる。
ゾンビのように生きるのです。
何も考えず、闇夜を彷徨いましょう。

USJのゾンビパレードじゃないですが、ゾンビに成りきる。
目撃されたらかなりやばいです。
目撃されたら、されたで恥ずかしすぎて悩みどころじゃないかもしれません。
それはそれでオッケーです。

で、ゾンビになることで、ああ悩みなんてのは「大脳」で勝手に作られたものだと気が付きます。
もちろん人間に戻れば「悩み」も戻りますがね。
でも。一時は「悩み」から逃れられたのではないでしょうか。

もしかしたら「ゾンビ」になりたくなりました?
もし、そうなら仲間ですね。
(そんな仲間嫌~って?)

もし、ゾンビになるのが嫌なら、「悩み」があるからこそ人間なんだと感謝するのもいいかもしれません。

最後にゾンビからみたら、人間は何を我慢して、悩んでいるのか?と不思議に思って見ているということです。
ゾンビにはプライドも見栄も、恥もありません。
心は純白なのです。そこがゾンビの魅力です。

ゾンビ心理学