目もあや　美しさを褒める大和言葉

”あや”という名前を持つだけで、すでに美しい

「目もあや」の「あや」は「奇」や「怪」と書き、驚く様を表します。
また、「文」「紋」「綾」という字を使うと、綾織の模様を示すことから、美しさや彩り、見事さという意味合いが出てきます。
女性で”あや”という名前を持っていれば、それだけで美しいということになります。

ウェディングドレスの花嫁や成人式の振袖を着ている女性のように、きらびやかで正視できないほど美しいさまを表す言葉が「目もあや」。
スーツ姿の立派な姿の女性も「目もあや」です。
基本は女性に向けて使う言葉ですが、美しき男子にも十分使えます。

＜使い方＞
「目も綾な美人」（綾の字を使うとイメージしやすい）
「イチローの功績は目もあやだ」
好きな女の子に会ったら「まったく、あなたは目も綾だ・・・」
「まばゆくて、正視できないほど美しい」と続ける。
こりゃ、しぶいけど・・普段使わない言葉だけに「大丈夫？頭打ったん？」と心配されるかも。

信じられないくらいの美女を見たら、これこそ「目もあや」だ。
と言う風に一言で表現するのに使えそうです。

＜類語＞
「まばゆい」
こちらも正視できない美しさを表す表現ですね。
「君はまばゆいぼど美しい」