凡人の個性と世界観

目次

凡人のこれからを考える

年始で正月休みも終わりに近づくと憂鬱な気分と不安に包まれます。
不安のひとつの要素に「これからどうなるの?」
という思いがあると思います。
特に「仕事」に関する不安が大きい。

景気、技術の進歩、世の中の変化

そして日々老い、衰える自分
才能もなければ能力も平凡、気力、体力も下がっていく中
どう乗り越えていくか?

今回は自分というものを考えてみたいと思います。
ここではいわゆる「個性」というものです。
個性は「世界観」に繋がります。

個性も世界観も微塵も感じられない我々凡人が如何に個性を出して世界観を作っていくか考えてみましょう。

凡人とは皮膚

人間という生き物は集団的生物だと思うんです。
人間の集合体がひとつの生き物。

人間の表面を見ても色々な部位があります。
世の中の天才やら成功者は目や鼻や口など目立つ部分
凡人は皮膚です。

特徴はないけれど重要な部位
わたしなどお尻の皮膚ぐらいのものです。
良いのか悪いのかわからんけど・・・・

この皮膚、変に目立とうとすると出来物になったりするやっかいなところだったりします。

そう目立たないことが重要なことだってあることです。
これは考え方のひとつに入れておいていいと思います。

区別の出来ない人間はいない

しかしながら、人間一人ひとりを区別できない人はいません。
双子でも違うところは多い。
そう、ここに絶対的な個性、違いがあります。

じゃあなぜ平凡なのか?


それは特徴が薄いから。

一つ目小僧は平凡な小坊主、しかし大きな目が印象的すぎる。
首長女ろくろ首だって首が長くならなければ平凡な女性です。



凡人の特徴は微妙で微小・・・遠目では違いがわからない。
まあ、宇宙規模でみたら人類皆一緒なんですがね。

しかしながら人間社会では区別できます。
そこで自分が他人と異なるところを探してみたいと思います。

容姿

デビューカフェ

区別するのに重要な要素が「見かけ」です。
外見の違いは大きい。
顔、体型、髪型、肌の色、髪の毛の色
など元来持っているものから
服装、装飾品などでも特徴を出せます。

しかしながら凡人の我々はここが難しい。
それは会社員ならば一定の規定に合わせないといけないから。
さらにそんなに奇抜な見かけになるのも難しいところもあります。

奇抜だから個性的ともならないところも難しい。
例えば芸能人、髪の毛ピンクだからって個性的か?と言われれば微妙。

見かけは個性の要素のひとつであって、見かけは九割と言うほど重要ではありません。

匂い

人間の区別で実は重要なのは「匂い」かもしれません。
日本人は無臭なところがあるので、香水などの匂いは印象的だったりします。

匂いで思い浮かぶ人もいると思います。
まあ、それが全ていい匂いなのかは別ですが・・・・

とは言え凡人にはこれは難しいかもしれません。
匂いは好き嫌いが分かれるので下手をすれば個性的だけどなんか嫌な人になったりします。

じゃあ、別の匂いを出したいところです。

雰囲気

雰囲気のことを「匂い」と言ったりします。

よく漫画やドラマで裏社会の人間が対峙した時に
「俺と同じ匂いがする」と言ったりします。

見かけは平凡でも雰囲気が個性的な人っていますよね。
超寡黙な人とか
野望に燃えているとか
超気軽に生きているとか

裏表のある人物などは同じ容姿なのに昼の顔と夜の顔が違って見えます。

人間の判別って実は雰囲気なのかもしれません。
人間亡くなると何か個性がなくなりませんか?

この雰囲気ってやつをどう作るかが肝要な気がしてきました。

思考・思想・生き方

雰囲気って生き方が関係してきます。

細かく慎重に生きる
大雑把に大胆に生きる
細かく、しかし大胆に生きる
大雑把だが慎重に生きる

これは思考でもあります。

それに保守的、改革的な思想があれば
雰囲気が出てくるでしょう。

人間善悪が入り混じっている存在なので
極端に偏った思想になる必要はありません。

今のどこが心地良いか悪いのか
意識して考えて見る。

自分の思考、思想、生き方を決めれば(探すのではない)
軸が出来てブレなくなります。

このブレない軸というのは個性であり世界観になります。

弱気を助け強気と戦う
後ろめたくなることは決してしない
誠実に生きる
古き良き文化・伝統を守りたい

力あるものが報われるべき
目的のためなら手段を選ばない
嘘も方便
既存の古い習慣を壊して新しい時代を作る

こんな感じで考えていきましょう。

世界観は自分が望む世界

生きづらさ

世界観とは自分が望む世界を目指すことだと思います。

それに向けて行動していけば個性や世界観は自然と出来てくると思います。

あなたはどんな世界を作りたいですか?

あ~競争のない世界だったらな~
不細工がモテる世界だったらな~
お金がない世界だったらな~

漠然と夢想する自分が望む世界
それをもっと具体的に考える。

その世界を目指すために行動する。
その行動がブレない軸となり
個性と世界観を作ります。

そこには他人の干渉などありません。
共感してくれなくていい。
自分の世界を貫く覚悟が必要です。

誰にも共感されない世界を作るつもりで考えてみましょう。

その方が深い共感を得られるかもしれません。



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