なぜ、生きづらいのか?

明日を考えるからしんどい

明日、巨大隕石が落下して地球滅亡となったら
絶望と恐怖に襲われながらも
意外とどこか「ほっ」とするところもあるのではないでしょうか。

あらゆるものから解放される瞬間、意外と幸せかもしれません。

それは明日を考えなくていいから。

日本のように平和で飢え死にすることがほとんどない現代。
昔の人が見れば「楽園」に映るような素晴らしい世の中なのに
生きていてなにか「幸せ」を感じない。

普通、平常の有難さは戦争や災害をみると実感します。
しかし、陰鬱な気持ちは拭えない。
十分、幸せなはずなのに何故に?
それが余計に自分を苦しめます。

地位、名声、資産を手に入れた人間が悩みや苦しみがあるのに似ているかもしれません。

幸せってなんだろう

なんて思ってしまいます。

貧困国の人の方が幸せそうに見えるのはなぜなのか?

漫画「ゴールデン カムイ」の面白さはイキイキ生きているところ。
狩りをして、それを食べる。
ただ、それだけだけど、楽しい。
テレビもネットもないけれどイキイキ楽しい。

一日一日を大切に生きているから良いのだと。

逆に言えば、現代人は先を考え過ぎる。

50年後の老後を考えたり、
10年後の仕事を考えたり。

もちろん、備えや成長は大切なのですが、
それを考え過ぎてしんどくなっているように感じます。

将来のために技量を高めおきたい、多様な人脈を作っておきたい
勉強しないといけない、実績を作らないといけない、
日々成長しないといけない。
昨日より成長しないとダメだ!

けれど、思い描くように動けないし成長を実感できない。
そこに焦りや不安が生れて

しんど~

となります。

そんな状態では幸せは遠のきます。

だから

何もしなくても大丈夫!

と割り切って過ごしましょう。

勉強も努力もやめましょう。
怠惰に生きていいんです。

それでも人間は生きている。それは成長していると言っていいのです。

将来、明日も考えなくていいんです。

一休さんで知られる一休宗純和尚は危機に陥ったら遺言を見よと言いました。
弟子達が絶体絶命の時、遺言を開きました。そこに書かれてあったのは

大丈夫!なんとかなる!

だったそうです。

なんじゃそりゃ?と思うかもしれませんが、私には響きました。
人生、そんなもんです。実際、いままで何とかなってきましたからね。

それはともかく

一旦、未来に囚われず、心を楽にすることが肝要です。

休んで遊びましょう。

競争に遅れたっていいんです。

それより心に余裕を持たせて、運気を呼び込みましょう。

心に余裕がある、寛容になれば良いことがやってきます。

視野が広くなります。

そうなると不思議と機会が訪れたり、良い流れになってきます。
同時にやる気も出てくるでしょう。



先を見すぎるとしんどいです。

だから、今日一日、今日だけ考えて生きればいいんです。

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