強制の社内キャリアチェンジ
目次
会社が決めるキャリアチェンジ
キャリアチェンジなんて考えられない。
そもそも、うちは大企業なので大丈夫です。
仕事がなくなることはありません。
そう考えている人もいるでしょう。
確かに、無くならない仕事は数多あると思います。
ただ、今ほどの人間が必要か?となると、その仕事を続けられる人は一握りになり、それ以外の人は「仕事」がなくなります。
ちょっと前に「 損害保険ジャパン日本興亜 」が社員に「介護職」へのキャリアチェンジを要求しました。
もう、保険の仕事は手が足りているので、別のことにチャレンジしましょう!と。
人と接する仕事がしたい。高齢者の役に立ちたい。福祉を担いたい。
そう志を持ってキャリアチェンジするのは素晴らしいことです。
でも、みんなが皆「介護職」へのキャリアチェンジをしたいわけではありません。
向き不向きはあるし、そもそも保険を売りたいと思っているなど理由は様々です。
子会社で介護の仕事となると、親会社で保険を売っているより給料は下がります。
待遇的にも納得できない人もいるでしょう。
そういう人は「転職」するしかありません。
しかし、こんな大手で大規模な「リストラ」が行われたということは、損害保険に携わる人は「余って」いるということだと思います。
今より良い条件のところは厳しくなります。
そうなると、新しい仕事をしないといけません。
結局、会社に残っても、出て行っても、どのみち「キャリアチェンジ」を余儀なくされます。
今後、どこの企業も余った人員をどうするか?で悩みます。
今の仕事では全員食わせられないと、別の仕事をしてもらうことになります。
会社にいてもキャリアチェンジを迫られるのなら、自ら選んでキャリアチェンジした方がいいと思うんですよね。
会社が強制的にキャリアチェンジを言ってくる前に、キャリアチェンジの準備をしておく。ただそれだけです。
キャリアチェンジするけど考えすぎない
キャリアチェンジが必要だと感じた時に、さて何をしようとなります。
その時、色々研究するのはいいですが、調べてばかりでは、目指すキャリアは見つかりません。
「何か面白そう」とかいう理由で始めて見る。
勉強して、ビジネスとしてやってみることです。
やってみて初めて「合う合わない」がわかります。
なので、とにかく副業でやってみておくことが肝要です。
転職だけがキャリアチェンジじゃない
色々やっていて、文章を書くのが楽しい。ライターをやっていきたいと思ったら、企業のライターもありですが、フリーランスの道もあります。
キャリアチェンジで「転職」となると、年齢とかで中々うまくいかないこともあります。
そういう時に「雇われるだけがキャリアチェンジじゃない」と意識していれば、心に余裕が持てます。
なので、最初から副業フリーランスでやっていれば、成果がでればスムーズにキャリアチェンジが出来ると思います。
それでも社内キャリアチェンジは恵まれている
社内でのキャリアチェンジ・・まあ、キャリアアップの発展的な意味もありますが、最近多いのは「リストラ」目的のもの。
とはいえ、いきなり解雇ではないし、新しい仕事をちゃんと教えてくれて、その間給料ももらえる。
普通に転職活動では考えられないぐらい恵まれていると思います。
だってねえ、派遣の人とかは容赦なくバッサリ「クビ」です。
「 損害保険ジャパン日本興亜 」 の介護職へのキャリアチェンジはめっちゃやさしいんです。非難されることではないですね。
年配のキャリアチェンジに欠かせない「解雇条件緩和」
40オーバーからのキャリアチェンジで何が難しいかって、新しいスキルを仕事を通じて経験できないことです。
正社員で無期で雇うとなると中年は癖が強くて採用しにくいのもわかります。
なら、いつでもクビに出来るように「解雇条件を緩和」するのがいいと思います。
とにかく、半年でも新しい仕事が出来たなら「実績」が作れます。
そして「クビ」になっていても、事業の再編などで「クビ」になりましたと「クビ」が普通でマイナスにならない風になれば、40オーバーの中年でもキャリアチェンジしやすくなります。
出来る出来ないの前に門戸が狭すぎるのが日本の病巣だと思います。
キャリアチェンジを楽しもう♪
どっちみちキャリアチェンジを余儀なくされるのであれば、準備して楽しみましょう。どうせやらないといけないんですから。
せっかくなんで、今はまだないが、今から現れる仕事を準備しておけば、第一人者になれます。ちょっとわくわくしてきませんか。
キャリアチェンジ楽しみましょう♪
自分の仕事を作る なりわいつくり
デビューカフェ nariwainari
デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール