守られる人、守られない人、成長できない日本をどうする?
目次
日本の経済成長率って低すぎないか?
経済セミナーを午前と午後で受けてきました。
午前中は「産業天気図」の講座。
実は「産業天気図」って初めて知りました。
色んな産業の見通しを見ながら、今後の行方を受講者で話合うのは面白かったです。
午後からは、午前の講座の働き世代のためのワークライフマネーの松下暢子先生に連れていってもらって
演題 : 『2019年度後半の市場予想と金融都市「香港」の今後』
講師 : 長谷川 建一(ニッポンウェルスリミテッド・CIO)
を受講しました。
講師の方は香港で働いているので、現在の香港の情勢とか聞かせてもらいました。
投資の話かと思っていましたが、結構、政治・経済の話でした。
そこから投資をどう考えるかという流れで、楽しく聞けました。
その中で、日本を含めた先進国の成長率の表がありました。
日本だけ1切る小数点・・・2019年が0.9% 2020年が0.5%
なーんかね。気分が暗くなる数字です。
経済と個人と比べるのは違うのですが、自分の成長率が0.5%だったら停滞も甚だしいと思ってしまいます。
私はこういう数字はあんまり気にしないんですが、雰囲気は気になります。
「日本は下降する」「日本の未来は暗い」みたいな雰囲気が嫌ですね。
希望を感じられないことが景気を悪くしていくと思います。
なぜ、日本は成長できないのか?
私は日本には成長する要素はたくさんあると考えています。
要素はあるのにそれを生かせない。
そこに日本の停滞があります。
経済成長・・給料アップが実現しないのは
既得権と規制
が一因だと思うんです。
商習慣や常識も変えていかないといけない。
とにかく、禁止が多い、既得権が多い。
ちょっと、考えただけでも。
ハンコ文化・・ハンコ業界の保護
副業規制
民泊規制
ウーバー規制
満員電車通勤
リモートワーク
紙の書類
色々あります。
IT企業でも給料明細が紙とか普通にあります。
住民票なんてネットで取れるようにしろ!
テクノロジーの活用も規制、規制です。
自動運転など危険もあるのでしょうが、安全を確保したうえで公道OKとかもっとしていかないと、どんどん遅れます。
思うのは守るものを間違っていないか?ということです。
守るのは一般市民の幸せ
私は思うんです。一般市民が幸せである世の中がいいと。
なのに、ハンコ業界などに代表される業界を守って、そのツケをか弱い一般市民が負う。
大企業を守るために、非正規など奴隷的な国(政治家)が守らない人を作り出す。
なんか違う・・
守るのは幅広い国民・・それは政治家なども含めて全てなんですよ。
国家とはそういうこと。
日本人なら奴隷を作って自分だけが幸せになろうとか思わないと信じます。
ならね、もっと分配をしないといけないと思うんです。
大企業の内部留保とか色々守られる強者。
ひどい労働条件で低い報酬の弱者。
そういうところって日本には合っていないと思うんです。
守るところを間違えていないか?