これからの日本は右肩上がり

これからの日本は右肩上がり

目次

日本は右肩下がりなのか?

これからの日本は右肩上がりだと思いますか?

そんな質問をされた時、この問いに手を上げる人はほとんどいないのではないでしょうか。

仮に「日本は右肩上がりに成長する」と思っていても、無知だと思われるのではないかと委縮して手を上げられません。

人口減少、イノベーションのなさ、既得権益などマイナス要素が多く、テレビでもネットでも「日本の未来は暗い」「日本はオワコン」とか言われています。

確かに、年々給料は下がり、仕事もどうなるかわからない。
明るい未来は抱けないですわな。

でも、本当に「日本は右肩下がり」なのでしょうか?

思考は現実化すると言っている人も「日本は右肩下がり」と言う

カリスマ的講演家やコーチング、コンサルタントの先生は個人に対して「できる」「なれる」と思わないと夢は叶わないと言います。

言葉が大事で発する言葉によって人生が変わってくる。
「良いことが起こる」と思っていれば、良いことが起き、
「悪いことが起こる」と思えば、悪いことが起こる。

要は「どう思うか」で、人生が変わってくるということです。
至極そう思います。
だったら、「日本も良くなる」と思えばいいんじゃないのかと・・

ところが、カリスマ的成功者でも「日本はだめになる」と言います。
まあ、これは不安を煽って自分のサービスを売りたいというのもあるのでしょう。
景気とかは自己完結ではなく、他人に委ねる部分もあって個人ではどうしようもない不可抗力なものだという話もあります。

けど、一方では「世界を変えるには、まずはあなたが変わる!、それが広がっていけば世界が変わる!」みたいな話もしています。

うん、どれもその通りと思います。

じゃあ、「日本はこれから右肩上がりになる」とみんなが思えば、右肩上がりになるのでは?と素朴に思いました。

「日本がこれから右肩上がりになる」と皆が思うためには

これは個人が何かをやろうと言う時と同じで、自分がそう思えば実現すると言われて、そう思ってみても、結局うまくいかないのと同じです。

お金がなくても「お金がある」と思って行動する。
「自分はお金を持っている」と唱えても、心の中ではやっぱり「お金はない」状態で、結局「お金がない」「自分には無理」と思ってしまいます。

人間、やはりそう思える根拠や兆しがないと本気で思えません。
だから、「成功したければ、小さな成功を積み重ねろ」と言われるんですね。

じゃあ、そういう小さな成果を感じるようにしていけばいいんです。

ドラマ「ノーサイドゲーム」でラグビープラチナリーグ決勝戦の場面。浜畑が七尾に点差を付けられた試合を逆転できると選手に思わせるにはどうするか?という問いかけがありました。

その答えは「点を取ること

要は逆転圏内にいることで「いける」と思わせることです。
2015年のラグビーw杯の南アフリカ戦は常にワンプレーで逆転できる点差で食らいついていたことが、劇的な逆転劇を生みました。

逆に、トドメの点数を取られると、気力が切れて大量失点につながります。

これを経済に当てはめると、

毎年、毎月、収入が増える

ことなんです。

最初の仕掛けはやはり政府がやるしかありません。
・税金を減らす
・副業の推進
・大企業の内部留保を吐き出させて中小企業を潤わせる
・既得権益を崩して、新産業を推進する

私が考える一つは、企業が毎年賃金を上げられなければ、国の査察を入れるというもの。
賃金が上げられないのが正当なのか、社長だけが私腹を肥やしていないかを確認する。
これによって、万年「最低賃金」という状態はなくなります。
逆に苦しい時は「下げてもいい」とするのは有りです。

とにかく、給料が上がっていけば「日本は右肩上がり」だと思えるうようになってくるでしょう。

経済を回す
スタートライクス

給料が上がれば、良いものが売れて、良い経済循環が生まれる

消費増税前の駆け込み需要がないといいます。
そりゃそうです。
そんなまとめ買いできるお金なんてありません。

年払い、一括払いならお得なのがわかっていても分割払いなのはなぜなのか?

お金がない

ただ、それだけです。

でも、お金があれば買います。

なんか評論家で「今はモノが溢れていて物欲がない」なんてこと言いますが、違います。
欲しいものはいっぱいあるけれど、買えないから考えないようにしているだけです。

ミニマリストも「モノがない」のをカッコよく見せようとしたのがきっかけだったんじゃないでしょうか。

今後、テクノロジー満載の家電とかむちゃ欲しいですよ。
でも、買えないから見ないようにしているだけです。

さらに、「安かろう悪かろう」ものが溢れかえり、本当にいいものが淘汰されていく。それも由々しき問題です。

なので、「収入を増やす」こと。
国民的なことになるので、キッカケは政府の仕事です。

税金減らすから、給料に回せ!
まず、そこから始めることです。

お金があれば皆、良いものを選びます。
良いものは値段がちょっと高いけど、お金があれば買います。

財布に10万円あって、100円の味気ない竹輪と300円の旨そうな竹輪、どっちを買いますか?
財布に1000円なら100円になりますが、10万円なら・・

そうやって良いものが高額で売れれば、そこの従業員の給料も上がって・・という資本主義経済のセオリーみたいな展開になるわけです。

この「経済を回す」理論っていつも言われているのに、なぜ実践しないのだろう。

とはいえ、収入を増やしても「将来の不安」で貯蓄に回し経済が動かないというのが、今までの日本でした。

となると「将来の不安」を消すしかありません。

既得権益を解体して、皆に富を!

日本が衰退する要因が「既得権益」の存在です。
例えば「ハンコ」
「ハンコ」なんてなんの価値もないのに、あたかも価値があるようにしてIT化を妨げています。
そのおかげで事務手続きが多く発生して国民には不利益になっています。
その裏で「ハンコ屋」だけが儲けています。

エネルギーなんて、わざわざ外国から高い石油や天然ガスを買わなくても、日本の海に何万年分が眠っています。
けれど、エネルギー会社は単価の高いものを売れば利益が大きいので「日本は資源がない」と言って高い電気・ガス料金を売りつけます。

その既得権益を解体して、自国のエネルギー採取の夢のあるプランを政府が発表すれば、将来の不安はかなりなくなります。
参考

なぜならば、日本がエネルギー輸出国になるからです。
サウジアラビアみたいにオイルマネーで税金はなくなり、年金もたっぷり出ます。
ベーシックインカムもできます。と知れば貯金も必要なくなります。

まあ、税金とかはどうなるかはわかりませんが、そういう希望が実際あるのだから、ちゃんと資源を生かして、明るい未来を示してくれれば、「日本は右肩上がり」になるでしょう。

日本は他に「水」の資源も豊富ですし、予算が大きくなれば科学技術だって復活します。

ちゃんと「日本の資源(モノ・人)」を活用し、日本の明るい未来がイメージできるように持っていけば、「これからの日本は右肩上がり」になると思います。

それだけの魅力のある日本だから中国・ロシアが攻めてくるわけです。
皮肉にも中国・ロシアが日本の価値を証明してくれているわけです。

だから、思っていいんです。
「これからの日本は右肩上がり」だと。

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デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール

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