格差を考える ピケティさんも言っている「私有財産の神聖化」
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「新・資本論」 『21世紀の資本』 のトマ・ピケティさんが新刊『資本とイデオロギー』が出ました。
と言っても、フランス語なので、日本語翻訳が待たれます。
新刊のテーマはずばり「格差」!
私も今起こっている「格差」については気になっていました。
「格差」は対立を生みます。
適度な「差」は必要ですが、千倍、万倍違うというのは問題です。
ひとりじめし過ぎです。
多くの人がその富の元になっているんですからね。
格差を問題と思っているのは下の人間
格差問題というのは、下に位置する人にとって問題なんです。
上にいれば格差はあってもいいと思ってしまう。
けどね、いつまでも上にいれると思うなよ。
なんですよね。
そう、格差は逆転可能なレンジなら健全だと思うんです。
でも、最近そうじゃない。
そうなると底辺の人間は絶望です。
人間、絶望するとやけになります。
テロなどはそういう人間が起こします。
だって、普通にやっていても現状は覆りませんからね。
テロを起こさせないためにも、格差は出来る限り排除しなければいけません。
ただ、皆が全く平等である必要はないんですけどね。
私有財産の神聖化をやめる
「格差」がなぜ起こるのかと言うと「私有財産」があるからです。
「私有財産」は重きを置かれ、簡単に侵せない神聖なものです。
しかし、それに弊害も出てきています。
例えば、道路を拡張する工事をする時に立ち退きを拒否するとか。
公共性に照らせば、私有財産が弊害になってきます。
昨今では持ち主不明の不動産や休眠口座。
「私有財産」ゆえに活用できないのはもったいない。
これからは「私有財産」の在り方は変えるべきものかと思います。
ひとつの案として土地なんかは天皇陛下にすべてお返しして、国が管理して貸す形がいいのではないでしょうか。
貸すといっても、今までと同じ活用はできます。
ただ、使われなくなったり、余分に持っている土地は一定の条件によってお返しする。
それなら外国人に土地を買い占められても、不正な使い方をするなら返還してもらうことも出来るんじゃないでしょうか。
とにかく、本人ががんばって築いた資産であっても、単にため込むだけならシェアさせる。
そうすれば企業も否が応でも投資していくでしょう。給料も上がると思います。
とにかく活用されない資産はどんどんシェアさせる仕組みが必要だと思います。
水と一緒で常に流れを作る!
これがシェア社会主義の第一歩です。
まあ、シェア資本主義でもいいんですがね。
でも、分かち合うのは社会主義なのかなあって感じです。
とにかくシェアリングエコノミー時代と言われています。
ビジネス的シェアだけでなく、心や文化的なシェアもしていきたいですね。
でも、まずは使わない資産はシェアすること!
これだけで経済は動きます。
個人の貯金もですよ。これ言われたらぞっとしますか?
全国民がシェアしていく。
だから社会主義なのかもしれません。
貯金はすべてシェア。
でも、入りも多くなります。
自分のお金がたりなくなったらシェアしてもらえます。
そして究極的には「お金」をなくす。
これが人類にとっての幸せだと思います。
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