シェア社会主義 育児、介護、仕事など負担を分け合う社会

シェア社会主義

目次

今の野党のせいで「社会主義」は悪いイメージ

私が最近考えている社会システム「シェア社会主義」。
けど、「社会主義」というとイメージが悪い。
今の社会主義系の野党がどうでもいい「さくらの会の追求」とかばかりやっているせいでしょう。

私は安全保障や国体というところは保守と同じであり、経済的な面は社会主義的な政党がでてくればいいと思っています。
今の日本を滅ぼそうとしている野党に政権交代なんかさせられない。
「維新」ぐらいでしょうかね、まともなのは。

そういうことで「社会主義」はだめみたいな感じは私にもあります。

けれど「資本主義」もしんどくないですか?
格差が広がるってことは対立を生むんですよ。
風下に追いやられた人間は社会を転覆させることを考えるようになります。

非正規の人間を踏み台にしている大企業の人間は後でどうなるかわかりませんよ。

そういう恐ろしいことにならないようにするのが「知恵」です。

もうちょっと、みんなで分け与えようよ。
ということなんです。

シェアするのはモノサービスだけじゃない

シェア社会主義の目指すものは「個人財産」の廃止です。
これは・・かなり抵抗あるでしょうね。
自分で言っておきながら、私もあります。自分のPC、自分の本、自分のスマホ。
「所有」していることの満足感。

でも、もっと大きく考えてください。
全てのものが自分のものじゃないけれど、自分のものでもあるんです。

なんかそういうと「損」するような気になりますかねえ。

けどね。シェアするのはモノやサービスだけではありません。
今日、言いたいのはここ。

社会の負担をシェアする

母子家庭や介護家庭、貧困家庭、様々な困難を抱えている人がいます。
時にはニュースになるような凄惨な事件も起こってますよねえ。

それを見て「気の毒に・・・・」と言っているだけなのが今の世の中。
実態は「無関心」。他人のことはどうでもいいということです。
それは私もですよ。
まあ、一般の善良な市民はどうでも良いとは思っていないと思います。
「どうにかしてあげれたら、してあげたいけれど自分の生活で精いっぱい」ということなんです。

でもね。例えば「母子家庭」。
子供の面倒を誰かが常に見る。
ご飯をどこかで毎日食べられる。
いつでもどこでも泊まれる。

そう、育児や介護など負担を社会全体でシェアする。
昔、親がいなくても近所で飯を食わせてもらえた・・あんな感じを普通にしていきたい。

それなら「母子家庭」であっても、悲惨な生活にはならない。

どこに負担があって、誰がシェアできるのか。そういうのを皆が把握できる仕組みと、シェアする精神。

小さくても、少なくてもシェアすることが社会生活となります。
孤独で孤立することはある意味許されない。

だからってつるめってわけではないですよ。
でも、シェアしようと思わないというのは税金払わないようなことです。

シェア社会主義では大きくシェア出来る人は大きく、小さくシェアできるひとは小さくでいいを許す、寛容性が必要です。

シェア社会主義は人間性が問われます。

人間が出来ていないと成り立ちません。
高度な社会システムなんです。

まあ、別にシェア社会主義にならなくても、負担のシェアはやろうと思えばできますね。

ただ、指針というか、考え方というか、生き方を国が示すということです。

シェア社会主義は災害に強い

昨今、災害で家などの財産を失う人が増えています。
財産を失って生きる希望をなくしている人も多いでしょう。

これこそ財産がなければ、命だけあればOKというやつです。

家や車はあるやつ全てシェアして使えるわけです。

無事な家を見つけて、そこに住めばいい。

ただ、シェア社会主義はあらゆるものをシェアするので定住はできません。
まあ、そこはバランスを取るとして・・

シェア社会主義なら身一つで逃げて生きていればいいので、災害が怖くなくなります。

細かいシェアの在り方はともかく、負担をシェアしていく。

中々やさしい社会が出来ると思いませんか?

未来の世界には「私有財産」はなくなるんです。

「財産」は原始人の考えだと知っておきましょう。

自分の仕事を作る なりわいつくり
デビューカフェ  nariwainari

デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール