酒がゾンビを作る
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ゾンビは日常にいた。
ゾンビのモデルは「老人」。
ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロは老人施設の庭をさまよう老人を見て、ゾンビが生まれたという。
けれど、最近の狂暴化ゾンビとかを見ていると「老人系」とは少し違っている。
私は行き交う人々をゾンビと見立てて楽しんでいるが、先日「これ、ゾンビやん」と思う対象がいた。
それは「酔っ払い」である。
泥酔している人のあの千鳥足、うつろな目、嘔吐。
まさにゾンビである。
こんな身近にゾンビがいたことに気が付かなかった自分を恥じた。
居酒屋はゾンビの巣窟だ。
時には狂暴化するところは「バイオレンス系ゾンビ」だ。
危険である。
酒を飲めばゾンビになれる
酒を飲むと「人間性」は失われ、「判断力」はなくなる。
飲めば飲むほど、ゾンビに近づく。
ゾンビになっていると言っても過言ではない。
そう考えると、飲酒運転って「ゾンビが車を運転している」のと同じわけだ。
ゾンビ映画でゾンビが車を運転しているシーンってスプラッターである。
ゾンビが車を運転しようとすると止めるだろう。
ゾンビを放置したら人を襲う恐れがあるので監視するだろう。
酒はゾンビを作り出す。
そのことを覚えておけば、人間に戻れる可能性は高くなる。
飲みすぎて、不祥事を起こせば、一生ゾンビであることを忘れてはならない。
麻薬は一生ゾンビ
酒は酔いが覚めればゾンビから人間に戻れるが、麻薬は違う。
麻薬はかなり人間性が失われる。
しかもそれから抜け出せない。
それは一生ゾンビになるということだ。
麻薬をやってしまう人は問いかけてみたらいい。
「ゾンビになりたいのか」
ゾンビは悪くない
ゾンビは本来、平和な存在なのである。
今回は「悪」に近いゾンビの話。
実は世の中、ゾンビが溢れているのかもしれない。