非常事態宣言になってよかったこと
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「非常事態宣言になってよかったこと」なんて書くと怒られますね。
けど、悪いことの裏側にはいいこともあります。
今回は良い面を見ていこうと思います。
目次
人と会わず家にいることが正当化できる
人生は付き合う人で決まる、人脈は宝といいます。
それは激しく同意します。しますが人見知りな人間は人と会いたくない。
ひとりが好き
飲み会や会合がなくなった世界・・最高です。
いや、私は全くないのは嫌ですがね。けど、そう思っている人も多いのではないでしょうか。
そして家で過ごしていたら褒められる。
今までは休日にずっと家にいてゲームしていたら、不健康だの他に楽しみがないのかなど詰られましたが、今は家にいて「えらい!」と言われます。
私は家にはいませんが、家の裏山にいます。
家にひとりで過ごしたい人間には「非常事態宣言」は悪くない・・かもしれません。
人間の本質が見えた
武漢肺炎に罹った人を差別したり、テレワークなどで正規と非正規を差別したり、マスクを高額で転売したり、トイレットペーパーを買い占めたり、危機を察知するのが遅かったり、政治家の能力が見えたり・・・色々人間の嫌~な部分が白日の下に晒されました。
でも、いいんです。私も含めて人間は汚い、ずるい、いやらしい部分を持っている。
そのことを自覚することです。
そして、あまり人を非難しないことです。
人間いつ立場や状況が変わるかもしれません。
私はマスクが嫌いで極力したくなかったけれど、今は毎日しています。
黒いマスクなんて絶対しないと思っていましたが、母親が作ってくれたマスクが黒だったので黒いマスクをしています。
人間立場や状況が変われば考えも行動も変わります。
マスクしない人を(事情も知らず)非難する。けど、自分が忘れてしていないこともある。
飲食店で営業している店を非難する。自分が飲食店をすることになるかもしれない。
自粛の中、飲みに行った人を攻撃する。得意先に誘われて仕方なかったかもしれない。
金持ちからもっと税金を取れと言っていても、自分が金持ちになったら逆になる。
サラリーマンなんか奴隷だと起業しても失敗してサラリーマンに戻るかもしれない。
大企業で勝ち組、非正規なんで負け犬と言っていたら、自分も非正規に・・同一労働同一賃金ばんざい!
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価値観の大きな変化
戦争はある意味リセットさせるところがあります。
しかし、完全クリア過ぎて復帰するのに大きなエネルギーがいります。
戦争ほどではないですが、
今回の武漢肺炎はそういう今までの価値観をリセットさせる契機になるかもしれません。
仕事の仕方・・・今回は飲食、イベントなど多くの仕事が被害を受けました。
これ今後別の形で違う仕事が被害を受けるかもしれません。
IT、ネットの仕事だから安泰ではないのです。
電気で成り立つ社会は脆弱ですからね。
常に太陽嵐や異常電磁波などで停電、ネットの大規模異常は起こりえますから。
会社だって、今回の事態を受けてスリム化を図るでしょう。
要は社員を抱えていくコストとリスクが大きいと・・
となると多くの人が何の保証もないフリーランスになっていくかもしれません。
そうなった時、何を「なりわい」にしていくのか?
今の仕事のままで生きていけるのか?
全く悩む時代になったものです。
ただ、ただ真面目に会社に行っていりゃよかった時代なら何も考えず楽に生きていけたのにねえ。
けど、ピンチはチャンス。
「万事休す」と書いて「栄光の瞬間」と読む。by 中谷彰宏
自分で自分の仕事を作ることができます。
仕事を作ることが出来れば失業はありません。
自分の力で稼ぐことができれば、生きる力となります。
自分の人生をコントロールしやすくなります。
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お金というものを考えることに
武漢肺炎による緊急事態宣言で仕事が出来なくなった人も多い。
その人達が何で苦しんでいるのか?
もちろん仕事を提供できない、役に立てないというものもあります。
しかし、一番大きなものは
お金
お金は我々の生活に欠かせないものでありますが、我々を苦しめるものでもあります。
私は「お金」というものを見直す良い機会ではないかと思うんです。
政府の「10万円」給付の話などあり、そりゃもらえればうれしいですが、逆に「ふっ」とっ不安に襲われます。
10万円もらった時はいいけれど、その後はどうなるのか・・・
お金の話は難しいんですが、例えばボロボロの家を持った老人がいたとします。
そこの空いた部屋に人を住まわせます。
家賃は「お金」ではありません。
ある人は「食事」の用意をします。
ある人は「食材」を作ったり、取りに行って調達します。
ある人は家の傷んだところを修復します。
ある人は縫物をして服などを作ります。
ある人は殺風景な庭を整備して庭園にします。
ある人は掃除、洗濯をします。
ある人は暇つぶしのおもちゃを作ります。
ある人は本を朗読してくれます。
ある人は音楽を奏でてくれます。
ある人は壁に絵を書いていい雰囲気にしてくれます。
ある人は散髪してくれます。
ある人は電気の配線を修理してくれます。
ある人はwifiなどの設備を構築してくれます。
そこにはお金はあまりなくても成り立つ社会があります。
この社会では誰かが風邪を引いても、みんなちょっと困るけれど寝ていられます。
寝ている間に収入が~とか、来月の支払いが~とかありません。
元気な時に自分ができることを提供するだけ。
自分のスキル、能力、身体などをシェアするだけ。
お金じゃないものをシェアする。
そういう感覚で社会が回っていけばいいんじゃないかと思うんです。
そういう意味では「ベーシックインカム」に私は賛成なんです。
どうしても金銭が関わらなければならない最低限のところは保証する。
その代わり、スキル、能力、身体、負担をシェアする。
ある意味、物々交換です。
作った野菜を提供する代わりに料理を提供する。
パソコン教えてもらった代わりに歌を披露する。
服を作ってもらった代わりに物置の片づけをする。
これ価値が釣り合わないと思うこともあると思うんですが、それでいいんです。
その人が出来る精一杯なら。
子どもは笑顔だけでお菓子がもらえます。
強い人間は大きな価値を小さな価値と交換することで尊厳を集めます。
今の世の中、例えば介護職など価値は高いのにお金に換えると価値が低くなってしまう仕事があります。
そういうのもシェア社会では改善されると思うんです。
なんていうか「感謝」の大きさと言ったらいいんですかね。
感謝には感謝されることで返す。そこには「おいくら?」というものはないんです。
それを体現化しようとした「暗号通貨」が数々あります。
ちょっと今の「お金」、「資本主義」は人を幸せにしていないと思います。
超未来のスタートレックの世界では私有財産とかありません。
全ては国のものであり、自分のもの。
もちろん、自分ががんばった分をもらうのは当然ですし、ある程度の差が付くのも必然です。
しかし、その差何千倍とかってそれはどうなんでしょう。
もうちょっとシェアする社会なら、もうちょっと楽に生きられる気がします。
何でも効率化、生産性ばかり求めても人間幸せにはなりません。
世の中、社会、国は「人間が幸せ」に生きるためにあらねばなりません。
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人のいない街にいること
これはゾンビ的な発想。
人気のない大都会・・・・この風景が最高です。
ゾンビ的には(あっ、私はゾンビなんで・・こっそり人間として生活しています)人っ子一人いない街並み最高です。
そこにフラフラと歩く人影が・・・・しびれる!
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その他
「空気がきれいになった」というのがあります。
それは経済が止まっているともいえます。
どっちが幸せか考えてみる必要がありますな。
そして、なんていうか気負わなくていい。
みんながイケイケな時って気後れしますが、今は静かに暮らせます。
そこは悪くない。
お金の心配さえなければ、非常事態宣言は悪いことばかりではありません。
そう、この非常事態・・解決はお金の心配を無くせばいいだけ。
それをやれば後で何倍にもなって返ってくるのにねえ先生。
妄言多謝
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