カイジ ファイナルゲーム(ネタばれ)から見る日本の未来と現状

カイジ ファイナルゲームから見る日本の未来と現状

映画「カイジファイナルゲーム」を観てきました。

そこには日本の格差社会など現在・未来の問題を含んでいるので映画のシーンから考えてみたいと思います。

東京オリンピック後の不況で物価上昇、大量失業、格差拡大

冒頭の世界観の説明では、東京オリンピック後の不況で物価上昇、大量失業、企業は中国などの外国にたたき売られ、一部の富裕層と大多数の貧困層が暮らす超格差社会が描かれていました。

とにかく不況で仕事がなく多くの市民はバラック小屋の闇市みたいなところで辛うじて生きているといった感じです。

まあ、あと1年弱でこんな貧困にはならないでしょうけど、不況で失業増大、中東などの問題で物価上昇も十分あり得る事態だと思います。

映画では缶ビール350mlが1000円でした。
価格が上がるのはいいとしましょう。
では、収入はどうかというと・・・・・

労働者はほぼ派遣でピンハネ7割

主人公:伊藤カイジは肉体労度の現場で働く派遣社員をやっていました。
給料日・・封筒で現金渡し・・(このキャッシュレスな時代になんで?)
開けた袋の明細を見ると手数料など給料の7割が差し引かれていました (ピンハネ) 。

搾取しすぎだと抗議するとテイアイ(サラ金業のグループ)幹部で派遣会社の社長の黒崎は「働き口があるだけありがたく思え」と罵倒します。
「嫌なら辞めろ!」という恫喝に誰一人抗えない・・・
体調不良の女性にも冷淡に接するわけです。

これは現在の派遣問題にもつながります。
ピンハネ率が違うだけで、やっていることはテイアイと一緒じゃないかと思います。

後にやるファイナルゲーム「最後の審判~人間秤~」の場面で黒崎は「貧乏な人にお金を与えても良くはなりません、そこで私は思いました。そうだ、仕事を作り出して皆さんに働いてもらおうと、そして幸せになってもらおうと」(セリフはうろ覚え)

この辺りも派遣会社の社長が言っていそうなことです。

カイジが「給料の7割も搾取しているひどい会社だ」と反論していました。

あーけど、この辺りは今の日本だあーと思いました。

最低賃金不要

預金封鎖

映画 「カイジファイナルゲーム」 の目的は官僚(高倉)が日本の財政赤字(映画では1500兆円)を解消するため、日本人の総資産(同じく1500兆円)を相殺する「預金封鎖」を行うことを阻止するというもの。
「預金封鎖」とは預金などの資産を国が没収してしまうという荒療治です。
まあ、ずっと「預金封鎖」がいつ起きるという話は出てきますが、現在では中々難しいでしょう。
戦後の混乱期に一度実施されていますが、現在でやったら国が破滅です。
カイジの世界では警察などの権力で市民を抑え込んでいたのでやろうと思ったんでしょう。

で、預金封鎖をするということで政治家などが自分の資産だけを退避させようとしていました。

これ、現在も同じ。政治家などは外国に資産を移したりしてます。
映画みたいに暴露できればいいんですがね~。

消費税30%、年金支給40%減、生活保護廃止

官僚の高倉が日本を再生させるためのプラン
消費税30%、年金支給40%減、生活保護廃止、そして「預金封鎖」

弱者が日本を悪くしているので排除するという考え。

割合はともかく、消費税増、年金減、生活保護費減は今後の流れだと思います。

クビになった

自殺者急増 金は命より重い

不況で仕事がなく極貧状態で夢も希望もないので自殺者が急増。
自殺者が出る社会って何かおかしいと感じるべき。
年間3万人と言われる自殺者。
人手不足と言われる中、なぜこうなるのか?
自殺者、引きこもりなど合わせるとどれだけの経済的損失があるのか?
明るく楽しく働ける世の中にすれば日本は絶対良くなるのに・・・
それはともかく、映画ではそんな社会への皮肉でしょうか、非人道的ゲームが行われます。

「ドリームジャンプ」宝くじみたいな名前ですが、命を懸けた「くじ」です。
これは自殺したい人が最後の望みを懸けたもの。
10名の命綱でちゃんとつながっているのは一本というギャンブル。
生き残れば大金が入るわけです。

映画でのありえないゲーム・・と言えるんでしょうか?

もし、このゲームを本当に行ったら、結構参加する人がいるのではないかと推測します。

「命は大事」とか言いながら、実際は命を削りながら生きている人が多いのではないでしょうか?

「円」は価値がなくなり「金」に価値を求める

映画の日本は円安が凄まじく、札束で受け取らず、「金」でくれ!と言っていました。
ファイナルゲーム「最後の審判~人間秤~」は「金」の重さの勝負。
今も「金」の価格上がってますもんね。

カイジは天才なのにクズ

カイジって、発想力と実行力が優秀な上にメンタルも強い・・結構優秀な人間だと思うのだが、それがギャンブルの時にしか発揮されず、平素はクズなんですね。
まあ、そこがいいんでしょうが・・

「カイジ」には色々教訓が刻まれています。
じゃんけんやあみだくじが五分の勝負じゃないことを教えてくれます。

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