弱くてもろうそくのように粘り強く生きる!
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吹けば飛ぶようなろうそくの炎のような弱い存在
ろうそくの炎って炎ってほどのもんじゃありませんね。
火
単なる火です。風が吹けば一瞬で消し飛びます。
誕生日ケーキで子供が息を吹きかけただけでも消える弱き炎。
ああ、自分の存在もそんな感じ。
能力も権力もないし、気は弱いし、びくびく怯えている。
ちょっと悲しくなってきます。
私は何か考え事をする時、真っ暗な裏庭でろうそくを灯しながら物思いに耽ります。
風のない秋口などは気持ちがいいものです。
そこで気が付いたことがあります。
ろうそくの火は粘り強いし、明るく照らす
ろうそくの火は小さいですが、暗闇では輝くほど周りを照らしてくれます。
ゆらゆらゆれる炎は何か心を落ち着かせてくれます。
ずっと炎をみていると、消えそうになってきます。
もう小さな小さな炎、時にはろうそくの芯だけが青白くなり消えてしまったかと思う時もあります。
まさに、風前の灯。
けれど、ろうそくの炎ってすごいです。
火なんて無くなっていたのに、再び小さな炎がゆらり、ゆらりと浮き上がってきます。
そして、その炎がぶわっと大きく燃え上がる。
眩しいぐらい燃え上がる。ろうそくの何倍もの炎。
そして、また小さく消えそうになります。
自分の人生だって大きく燃え上がる時が来る
ろうそくの炎は大方、小さいか消えそうになる状態が多い、けれど粘り強く燃えることで、蝋が溜まるんでしょうかねえ。ぼうっと燃え上がる。
ああ、こんな小さなろうそくでも、こんなに燃え上がる時があるんだ。
自分の人生も火が消えそうな状態だけれども、粘り強く生きていれば、いつかは燃え上がり成功する。
そう信じられる気がしました。
秋の風と虫の音色を感じながら。
自分の仕事を作る なりわいつくり
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デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール