良いところをほめるな!

良いところはほめない

「褒める」というと、何か「良いところ」がないかと探します。
付き合いが長く、深いなら「良いところ」も多く見えて褒められます。

しかし、まだ付き合いが短い人は「良さ」がそんなに見えてきません。

なので、良いところというのは目立つところになります。
広いところ、濃いところです。

みんな「そこ」を褒めます。

「笑顔が素敵ですね」
「スーツがかっこいいですね」
「面白いですね」

最初はいいんですが、これ一日に3回以上言われたらどうでしょう。
「また、そこですか?」「そこしかないんですか?」と思ってしまいます。

相手が「そこほめて~」と思っていればいいですが、当たり障りのないポイント、例えば「やさしい」とか「いい人」みたいなものは逆効果になる場合もあります。

じゃあ、どこを褒めりゃいいんだ~。

違うところをほめる♪

ほめるのは「良いところ」ではなく

「違うところ」

です。
人と違う、普通と違うところ。

刺身にマヨネーズを付けて食べる人には、「刺身にマヨネーズですか~。変わってますね。面白い!」

筆箱がぱんぱんの人には、「いったい何が入っているんですか?どうやって収納しているんですか?」

財布が小さい人には、「そんな小さい財布って、いくら入るんですか?」

てな感じです。

これって、そう相手に興味を持っていたら出てくることですね。

「ほめる」ためには如何に相手に興味を持つか。

逆に言えば、「ほめる」達人になるには、相手に興味を持って、「ほめまくる」ことをすればいいだけです。

まあ、それが中々難しいんですがね。

自分の仕事を作る なりわいつくり
デビューカフェ  nariwainari

デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール