自分が苦しくないと他人の苦しみはわからないもの

人は経験したことがない他人の痛みなどわからない
漫画「カイジ」で帝愛の兵頭会長が怪我人を杖で小突いて痛がるのを見て
「彼は痛いがわしは全く痛くない」と言っていました。
人間というのは基本そうなんだと思います。
経験したことのない苦しみは理解できません。
公務員や会社員で給料が保証されている人間には日銭を稼いでいる飲食業の苦しみはわかりません。
逆に公務員や会社員の自由の無さや依存体質の苦労を飲食店の人はわからないでしょう。
官僚や政治家は生活するお金に困っていないから「給付金」を配りたくない。
自分は困っていないから。
これ自分たちの報酬がゼロなら何とか補填しようとするでしょう。
つまりは他人事。
飲食店を自粛しろと言う人は飲食店の苦しさをわかっていない。
自分が飲食店やっていたら、生活が困窮していたなら、営業するでしょう。
人を責める人は満たされているのでしょうか。いや、満たされていないんでしょうね。
官僚や政治家の立場では、それはそれで苦しんでいるでしょう。
外野は簡単に言うけれど、そんなに簡単じゃない、こっちには責任があるわけだしと・・・
毎日、感染者が何人とでます。
けど、自分の知らない人なら、何とも思わないでしょう。
人は自分が病気やケガで被害を受けるまでは、それが大変なことだと思いません。
そして平穏な日常が大切とも思わない。
なってから・・ことが起こってから気が付く・・・
今回の武漢肺炎の騒動は人間の心を傷つけていると思います。
誰にもやさしく手を差し伸べる心ある人間を目指していたのに、マスクしない人を非難したり、感染した人を差別したり、糾弾したり。
他人の痛みが少しわかってきたのに、その他人を責めてしまったり。
散々、非難していたことを自分がやってしまったり。
マスクの買い占めするやつはけしからんと言いながら、マスクを売っているのを見つけたら一つじゃなく数個買っていたとか・・。
人間立場が変われば、考えも、やることも変わるということです。
だから、あまり他人を責めない。
イライラするのは仕方がありませんが、人を非難しても非難されれば嫌な気分でしょう。
なんて言いますか、ある意味無関心でいた方がいい。
ネットやテレビの情報を見ない。
どれも気を引くために過激に放送しています。
ちょっと間違った判断をした人間を吊るし上げているだけ。
マスクをしていない人を見たからって、何もないです。
関心、興味なんてない。
関心、興味がなければ腹も立ちません。
政府や自治体の発表とかを聞いて憤るなら見ない。
お金の心配、不安は私はよーくわかります。
簡単じゃありません。
借金もしたくない。
けれど、出来るんなら借金するのもありです。
これは考え方ですよ。
人間、いつでも人生終われるんです。
明日で終わりにしよう。だったら借金して美味しいもの食べてみよう。
それでいいと思うんです。
明日になったら、もう一日だけ頑張ってみるか・・どうせいつでも終われるんだから。
そんな感じでズルズルとやるやる詐欺をしていけばいい。
会社辞めると言って、ずっと辞めないのと同じです。
もしかしたら、大気候変動で社会がぶっ壊れるかもしれません。
カード会社のサーバーが吹っ飛んで借金のデータがなくなるかもしれません。
今回の武漢肺炎で想像もしなかったことが起こることを体験したと思います。
いやいや、悪いことだけではないですよ。
日本の海には大量の資源が埋まっています。
それを活用すれば、超好景気となり貧乏人がいなくなることだってありえます。
(これは国がちゃんとやれば実現できる)
あと、やっぱり「お金」って人を不幸にしているのかもしれません。
だって、今多くの人が「お金」で苦しんでいます。
例えば「家賃」・・これ「お金」じゃなくて、例えば飲食店なら「料理」で払う。
食材、光熱費など「料理」という仕事で払う。
それならアバウトでいけます。
要は生活していければいいわけです。
今こそ物々交換なのかもしれません。
というか困っているところに余剰をシェアする。
「シェア社会主義」・・そんな考えも必要かもしれません。
今日は思うことをただ連ねました。
元気じゃなくても、明るくなくても、
「良く生きて」いきましょう。
