予算の人になるのはよさんかい

予算の人
カメラ兄さんさんによる写真ACからの写真

予算で雇われたり、クビになる人達

仕事には「予算」があります。
この仕事の予算、これだけしか出ません。というのはわかります。
講師の仕事なんて、予算によって報酬は変わります。

予算は「仕事」にかかると思うんです。
決して人ではないと・・・
確かに労働力を売っているということは自分が商品なのですが、予算が足りないからクビとか、予算が余ったから1人追加とかってちょっと人間的ではない気がします。

派遣社員って「予算」で決まります。
予算が足らないので「クビ」と簡単に言います。
クビにされる方も人間です。
予算どうこうで左右されるのもいかがなものかと思うのです。
そりゃ予算があるのはわかりますよ。
けれど、予算うんぬんで人を切った正社員であろう人間は自分が「今季は予算ないから君はクビです」と言われて「そうですか~わかりました」と言えるのか?ということです。

もちろん予算というものがあるのはわかるんです。
フリーランスならこの仕事をいくらなら受ける受けないとか、クライアントも頼む、頼まないというのはあると思うんです。
この場合、直接の金銭以外に継続性や他の案件での上乗せやら駆け引きがあると思うんです。
けれど、派遣は一方的に予算がないからいらんと言われます。
それは一人いくら、何円という考えです。
この仕事をする(頼む)予算がないから、今回は雇用を断る。というのと少し違う気がするんです。
結局、一緒かもしれないですが、なにか釈然としない。

それは派遣の人、個人に取っては次がないからかもしれません。
会社同士や、フリーランスなどは長いビジネスの付き合いの1シーンであって、ここでは損させてしまったら、別で埋め合わせするとかいう調整があると思うんです。
けれど、派遣は予算がなければほぼ永遠にさよならだったりします。

すごく「モノ」っぽく扱われているように思う。
人をモノ扱いしていいのだろうか?
子供に人をモノ扱いしている仕事だと胸を張っていえるのだろうか?

ちょ~と悲しい気がする。
派遣で働いている人は気が弱くて、強く主張できない、けどやさしく、まじめな人も多いでしょう。
弱い立場なんですよ。
そこを踏みにじってどうする。

そこを助けてあげようよ。

そう思います。

「来年の予算厳しい~」という会話するなよ。
その数日後「クビ」と言われる身にもなれ。

そういう意味では終身雇用が終わるのは素晴らしい。
解雇も自由になれば、正社員もわかるでしょう。
非人間的な扱いのつらさを。

個人で仕事をしていけば、皆値段を付けられます。
個人の価値に値段が付くことは自然なことだと思います。
だから、自分の価値を高めるために勉強して自分のビジネスを始めるんです。
正社員が落ちてくるので、入れ替わって派遣の人が浮上するチャンスです。

普通の予算では仕事を頼めないよな人間になっていきましょう。


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