脳に不要な欲求を植え付けるのが今のビジネス

目次

不要なもの、無駄なものをありがたく買う

基本的に人間は不要なもの、無駄なものに価値を見い出す生き物です。
他の動物に置き換えるとよくわかります。
食べなくていいものを食べたり、行かなくてもいいところに行って喜びます。
特に現代のように生きる最低限の衣食住がほぼ保証され、満たされてしまうとモノが売れなくなります。

そこで企業は「新しい欲求」を生み出してモノを売って儲けようとします。
最近、見たのは「人工肉、培養肉

昨今のベジタリアン、ヴィーガンなどの食生活習慣の変化、SDGsなどの環境配慮とかで注目されています。
人工肉、培養肉」って豆とかを肉のように作ったり、細胞を増殖したりして作りますが本来、これ人間に必要か?
と言うことです。
豆は豆で食べればいいし、肉が少なければ他のものを食べればいいわけです。
それを「牛のゲップで地球温暖化する」とか「動物虐待だ」とかもっともらしい理由を付けて、「人工肉・培養肉」を食べるのは良いことだ。地球の環境に配慮していると思わされ「新たな欲求」を植え付けられます。



「人間の欲求を喚起する!」それはビジネス全般に必要な要素なので否定はしませんが、昨今は行きすぎるというか、国家的洗脳みたいになって来たので少し怖いですね。

昔は「水を買う」なんてことはあり得ないことでした。
しかし、新たな欲求として「ペットボトルの水」を作り出したことによって我々は新たな欲求を植え付けられています。
日本の安全な水道水すら飲まなくなっています。
けど、災害とかあって水道水しか飲めない生活が1ヶ月も続けば洗脳は解けます。
水道水で十分だと気が付きます。

身の周りの商品はそういう洗脳がかかっていると認識することが大切です。

環境問題、人権問題を世界中でギャーギャー言っているのは「新しい欲求」を生み出して儲けようという連中がいるからです。
それに乗ってしまい本当に問題を解決したい人が食い物にされます。

だから、環境保護グッズは高く売れ、人権保護運動で寄付を集められます。
それで世の中が良くなればいいですが、私は悪くなっていると思います。
最終的には一緒に焼却しているのに分別させられるゴミ。ゴミ袋も有料になったり。
人権と言って新たな差別を作ったり。
なんか気持ち悪い、息苦しい世界になっていると感じます。

ダイエットして細身がいいというのも洗脳

本来、人間は程よくふっくらしている方がいいはずです。特に女性は。
だって、動物でガリガリだったら大丈夫か?と思います。

超肥満は駄目でしょうがガリガリになる必要はないと思います。
ムキムキマッチョである必要もあまりないでしょう。
(恋の相手がそういうタイプなら必要ですが)

けど、それが最高に良いんです!というからフィットネスジムは儲かります。
みんながぽっちゃりでいいという認識ならフィットネスジムは必要ありません。
痩せたい、筋肉質になりたいなら畑仕事する方がいいと思うんです。
その方が自然な筋肉が付くし、食料も作れるし、自然に近く生きられます。
でもお洒落で快適なところで汗をかく姿がかっこいいと言う「新しい欲求」が作られることによってフィットネスジムは成り立っています。

多くのビジネスはそのような「欲求」を人為的に作り出しています。
けど、それってついつい忘れて乗せられてしまうので気をつけたいところです。

バレンタインデーとかハロウィンとか新しいイベント事は正直無駄なことです。
まさに欲求を刺激されているものですね。

でも、私は行事は好きです。お正月とかお盆とか伝統ある行事は必要だと思っています。

エッセンシャルワークが儲からないのは

逆に言えばエッセンシャルワーク(いつからこんな言葉出てきた?)、生活に必要な「古い欲求」はこの満たされた世の中では「欲求」としては弱い。故に安くなってしまうんだと思います。

コロナや災害で生きることが困難になった時は「欲求」が強くなり必要とされるんですが・・

意味も実態もないものが売れる時代

さて、冒頭で

基本的に人間は不要なもの、無駄なものに価値を見い出す生き物です。

と書きましたが。いよいよ、本当に無形の無駄なものが高く売れる時代になりそうです。

今までも

わざわざ電車や車で遠いところに行ったり、大きな映像を観たりや音楽を聞きに行ったり。
たらふくご飯を食べて、それで付いた贅肉を落とすためにジムに通って運動したり。
山に行って小さな玉を穴に入れにいったり。
色々生物として無駄なことをやっていましたが、その無駄がいよいよ脳みそに直接入ってくるようになります。

その一つが「メタバース」、世界そのものが(生物的に)意味がない、仮想の世界です。
そこには実態がない人、モノ、土地、店があり、それが売買される。
究極的には「0」「1」しかない電気信号の世界がすべて「新しい欲求」となります。

そしてその「欲求」は企業に止まらず「国家」も介入してきます。
中国は戦略的に仕掛けてくるでしょう。

電気がなくなれば全てが消滅してしまうこの新しい世界、「新しい欲求」が世界を支配していく流れは止められないと思います。
「メタバース」を活用していくのは必然なのですが、ただそこにはそれを過剰に促し、洗脳しようという力が働いていることを注意しておく必要があります。
と同時にそこに「新しい欲求」を作り出せればビジネスになると言うことです。



脳に不要な欲求を植え付けるのが今のビジネス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です