資格は起業してから取る

資格取得

令和6年(2024年)7月23日 晴れ 猛暑

昔の自分の記事から考える。

「資格」ビジネス
なんだかよくわからない資格で儲けるビジネス
巷に溢れています。

ワークライフバランスコンサルタント
もよくわからない、というか役に立たない資格。

こういうのって年間何万円も取ります。
資格継続とか言って。
搾取搾取搾取

AIなどを考えると持ってりゃ安泰だった「士業」の資格も難しいところです。

資格ですごいと思ってしまうのは「危険物取扱」とか特殊なやつかな~。

んで「資格」って、その試験を受けてもらうものよりも

その仕事をする「資格」があるかってことが重要ではないかと思います。

例えば
生き物を扱う商売なら「命の大切さ」を分かり「生き物が好き」だから資格がある。
子供が好きで立派な大人に育てたい志があってこそ教師になる「資格」があるんだと思います。

ペーパーテストだけで決めるから変なことになる。

政治家なんて「日本国民のためなら死ねる」覚悟がないなら「資格」はありません。

「資格」ってそれをやってもいいと周りが認めてくれることだと思います。

悪徳弁護士に弁護士をやる「資格」はありません。

——————-

2017年1月18日 執筆

【資格は起業してから取る】

産業構造の変化、ITの進化、働き方改革
色んな要素が混ざり合って、さて今後はどうなっていくのか?

特に仕事に関しては一生このままやっていけるのだろうかという不安があります。

そこで将来に備えて「資格取得」しようとする人がいます。
ユーキャンの広告を見ていると実に様々な資格がありますね。

では、どの資格を取っておけば安心なのか?

残念ながら安心と言える資格はありません。
取ったからと言って、それで確実に食べていくことが出来る資格もありません。
昨今は弁護士でも仕事がないと聞きますからね。

わたしも「ワークライフバランスコンサルタント」の資格とりましたが、この資格だけでは稼げません。

なぜ、資格を取っても仕事にならないのか?
これは「資格」ありきで考えるからです。

「資格」さえあれば仕事の依頼がある。なんてことはありません。
それは何かお願いしたい時、「資格」を一番重視するものではないからです。
(全く知らない弁護士に「相談に乗りましょう」と言われたら怖くないですか)

何かお願いする時は、まず「人」を見ます。
その人が信頼できるのか?相性は良いかなどです。
その上のプラスアルファとして「資格」が活きます。

さらに何がしたいのか、出来るのか明確になっていないという場合もあります。
カウンセリングの資格を取得しても、どんな人のどんなことをカウンセリングするのか。
それがわからなければ、数多い資格取得者に埋もれてしまいます。

だからと言って「資格」が必要ないわけではありません。
持っていて損になることはないからです。
ただ、その前に自分が何をしたいのかビジネスを考えておかねばなりません。
そして考えてビジネスで必要な能力として、その「資格」が必要と感じた時、資格を取りに行くのです。

レストランをやりたいから「調理師免許」を取りに行くのです。

ですから順序としては「起業(準備)」→「資格取得」となります。

やりたいことを実現するためにこの「資格」が必要だ。
そういう動機なら「資格」があなたに光を照らすでしょう。