有給休暇偽装、 ルール違反じゃなくてもモラル違反はいずれ跳ね返る

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有給休暇取得義務化に抜け穴

有給休暇取得義務化に伴い、皆が有給休暇を取れるようにしたのに、悪用して取らせないようにする企業があるそうだ。

良くなるようにルールを決めて、それでもガチガチに決めるとバランスを欠くので少し緩めている。しかし、そこを抜け穴として使うやつがいる。

いい感じで抜け穴にするならいいが、働いている人に不利益になるのなら、その企業にはペナルティを課すべきだと思う。

いくらルールは破っていないと言っても、ルールも完璧ではない。
工夫はいいけれど、悪用はだめだ。
そうすれば有利だとわかっていてもモラルを破るような企業には退場してもらうのがいいでしょう。

休日だった土曜日を出勤日にして、そこで強制的に有給休暇を取らせる

知人の会社がそうしているらしい。
元々、休日だった日を営業日にして、そこを有給休暇で休めって、モラル崩壊です。
やっちゃダメでしょう。
そもそも、有給を強制的に取らされるって、これはダメです。
有給は自分が休みたい時に休むもの、ましてや普通の休みだった日を有給休暇として消化させるなんて、本来の趣旨を愚弄しています。

こういう会社のせいで厳格に定義しますと言って変えましょう。
サービス業の人はもっとひどいので、やはり年間何日の休暇と決めたほうがいいと思う。
サービス業の人も土日休んで子供の参観や地域の祭りに出られるようにするべき。
そういう意味では週休3日にするのもいい。休日が多ければ一日ぐらい休めると思うのだが。それで休めないのは会社がおかしい。
っていうか土日とかは学校以外は関係なくなってくると思う。

それは個人でビジネスする人が増えるから。
まあ、そうなれば有給休暇なんてすごいものは無くなります。

それはともかく、そういうモラルに反したことをしている企業はいつか痛手を受けます。そういうことする企業ということは世の中に知れますし、将来元従業員がどんなに大きくなるかわかりませんからね。
個人でビジネスする人が増えれば一発当てる人もいるでしょう。
その時、自分のとこのお得意様が元従業員だった時、この理不尽な対応は何倍にもなって返ってきます。

人手不足・・それを根本的に変えるチャンスが有給休暇義務化であり、働き方改革なんです。根本的な解決の努力をしないとずっと残業、残業、休日出勤です。
そんな状態の社員が新しいことを習得できるのか?答えは否でしょう。
有給休暇をちゃんと取って業績アップさせるにはどうすればいいか?
それを考えるのが努力であって、こすズルい抜け穴を探すことじゃありません。

絶対、無駄な仕事、無駄な事業があるはず。
それをずばっと切るチャンスなんです。

って言うか従業員に不利益な対応しかできない企業は滅びるでしょう。

モラルに反した企業はいつか大きなしっぺ返しを受ける

昔、上位企業との契約で労働時間が160時間~200時間の間は金を払わないというのがあった。なにか慣例みたいな感じで言っていたが、そのことは一生忘れない。
人間、いつ立場が変わるかわからんからね。
と、ちょっと思い出して腹が立ってきた。

まあ、そういう感じで理不尽な扱いを受けた方はずっと覚えているわけです。
だから、従業員が文句言えないからって、そういう誤魔化し、騙しなことをやっていたら、将来どんな形になるかはわからないが、大きなしっぺ返しを受けるでしょう。

自由に仕事して、自由に休む

でも、有給もらうとかじゃなくて、働きたい時に働き、休みたい時に休む。
そういう世の中になればいいと思う。
その手始めに個人ビジネスを始めて、自分の選択の幅を広げる。
自分で仕事を作って、自分で休みを決めて休む。
有給はありがたいけれど、会社員に縛り付けるエサのようにも思う。
休みは自分で勝ち取るものだと思う。

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