ひきこもりしてるからってダメ人間じゃない

ひきこもり

令和6年(2024年)8月13日(火)追記 まだまだ暑い

昔の自分の記事から考える。

誰しもいつ「引きこもり」になるかわかりません。
なので寛容であれ、と今でも思います。

動物にも悩みはあると思いますが人間は未来を想像するだけに悩みも多い。
資源がなくなったら人間は脳を小さくして草を主食にする「草人間」になる仮説もありますが、
草人間なら食べものに困ることもあまりないので働かなくても生きていける。
脳が小さくなったらいらんこと考えない。

そういう意味ではバカアホは強いかもしれません。
大体、作家やら研究者みたいな秀才、天才って考え過ぎておかしくなります。

なんのために人間は賢くなるのだろう。

医療やインフラの発展は本当にありがたい。

しかし、兵器や今の経済体制は人を幸福にしているのだろうか。

けど草人間になるには何万年もかかります。
だから今この世界で生きていかなければなりません。

引きこもりの人というのは働かない蟻みたいなもので
予備戦力です。

外国人労働者なんか受け入れず引きこもりの人を活用する。
政府がやることはそこなんです。

それをやらないなら引きこもりの人に生活保護を出さねばなりません。

けど、それって何か違う。

引きこもりがこんなに増えたのは政治の責任。
しいては国民の責任でもあるのです。

2024年は政治的に激動の年。
自民党総裁選、アメリカ大統領選挙
考えるのはあなたです。

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2017年2月9日 執筆

「ひきこもり」を認める寛容な社会へ

15歳から39歳までのひきこもりの人の数が約45万人、40歳以上を加えると膨大な人数です。
これだけの力が活かされていないのは実に勿体ない。
けれど、そう簡単に働けるわけじゃないのはわかります。
望んでそうなったわけじゃないと思います。
働かないといかんと焦ってもいるでしょう。

自分だって「ひきこもり」たいと思うこともあります。
人間誰しも「すべて放り出したい」とか「どこかへ消えてしまいたい」と思うと思うんです。
え、ネガティブですか?

私の母親の友人の息子さんもひきこもりになっていると聞きます。
まあ、お母さんの元にいると世話してくれて快適です。
それで生きていけならそうしちゃいます。

けど、お母さんは心配。心配で夜も眠れずちょっとかわいそう。
一生面倒見れるならともかく、そうではない。
子供の将来を案じるのは親として当然です。

よく親に突き放せと言うけれど、母親ってそこができなかったりします。

「ひきこもり」している人はやさしくて真面目なんだと思います。
本人はとても苦しんでいる。
けど、ブランクが長いと働きに行くのが怖いと思います。
そもそも働く場所があるのか?

確かに働くにしても「どこで?」というのも、その通りだと思います。
10年ひきこもっていて、どこの会社が採用してくれるのか?
この歳になって、何も成していないことも知っているだけに一歩踏み出せない。

ひきこもりしてるからってダメ人間みたいに上から目線で言う人もいます。
けど、そう言っている人がひきこもらない保障はありません。

むしろ、自分は今ありがたいことに働けているのだから手を貸してあげる。
「ひきこもり」はちょっと長いお休みと考えればいい。

まずはそのことを受け入れる社会にすることです。
もっと寛容な社会であって欲しい。
寛容になるには、多くの制約を持った人に接して知ることなのかと思います。

「ひきこもり」の人には自分より制約があるにも関わらず懸命に
生きている人に会うことで何か変わるのではないかと考えています。

デビューカフェはそんな出会いが生まれ、社会に戻るきっかけの場所にしたい。
そんなあなたでも大丈夫だという場所を作ってあげることが大事だと思います。