営業初心者は商品を売るのではなく人柄を売る

営業は信頼

令和6年(2024年)8月8日(木) 今日も暑い 追記

昔の自分の記事から考える。

長男が車を破壊してしまったので車を買い替えることになりました。

うちは嫁のお父さんの代から付き合いのある営業の人がいるので
相談すると値段等良い感じでまとめてくれます。

まあ、書類にポンポンサインしてていいのかとも思います。
一応、さらっとは見ているけれど信頼しているとこはあります。

要は車はこの営業の人から買う。と決まっていること。
メーカーとか車種に拘りがないので、店に行かずに営業の人に連絡する。

○○を買うならこの人。みたいになれば営業は無敵ですね。

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2017年1月29日 執筆

商品のポイントしか覚えない

ビジネスをやっていると当然「商品」を買ってもらいたいと思います。
だから商品知識を付けて、詳しく説明しないといけないと思うし、そうすれば買ってくれると思ってしまいます。
特に営業になったばかりの人は経験、実績がないので知識を得ようとします。

けれど、お客さんはマニアでなければ細かいことに興味はありません。
特に「保険」なんかはそうですね。
色々説明されても自分に何が最適かなんてわかりません。
購入する決め手は、正直「この人が大丈夫と言ってくれるから」という依存的な理由です。
そうなると「信頼関係」が重要になってきます。

ですから商品知識よりも自分を知ってもらう方が営業としては大切です。
商品の説明は、
「終身保険は死んだときの保険」
「定期は期間が決まっているが保障がよい」
などイメージが浮かぶ情報だけ覚えて伝える。
「イメージ」出来るというのが非常に大事です。

それをあたかもよく知っているように自信を持って言う(曖昧にしない)

間違っていたら間違っていましたと素直に言う。
素直に間違っていた、知らないと言えないのは相手の評価を気にしているから。
ごまかすと信頼を失ってしまいます。
「売りつけに来たのか?」と言われたら「そうですよ~、買ってくださいよ~」と本音を言うと信頼されます。

わからなかったらわからないと言って帰って調べればいいわけです。
新規の連絡先を知らない相手なら、「後でお伝えしたいので」と電話番号を教えてもらえます。

もちろん商品知識はあった方がいいので勉強は必要ですが、特に営業初心者は「知識」に頼り過ぎないことです。