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企業で使える介護と仕事の両立ガイドブックの作り方
ガイドブックの必要性
アベノミクスでも語られる「介護離職」
介護で優秀な社員が辞めることになれば企業経営に大打撃となります。
そのまえに「介護と仕事が両立」できるように企業が備える必要があります。
その手始めが社員が介護に直面する前の備えといざ介護になった時の初動を
社員に知ってもらい対応出来るようにする「ガイドブック」の作成です。
このサイトではその「ガイドブック」をどう作るのかを解説していきます。
ガイドブック作成のポイント
誰に向けて書くのか
誰に向けて書くかイメージしましょう。
◆男性か女性か?
◆年齢は?
◆既婚か独身か?
◆役職は?
◆どんな問題を抱えているか?
出来るだけ具体的に考えます。
ガイドの対象者となります。
何を書くのか
何について書くのかをまとめておきましょう。
「介護保険制度」についてなのか、「介護休業制度」についてなのかなど。
最初に目次を作ると全体的に何をどういう流れで書くかが明確になります。
これによりボリューム(ページ数)も決まってきます。
想定する人がこれを使うことによってどうなるのかを考えましょう。
「介護をすることになっても慌てず対処でき、退職しなくて済む」というようにガイドの目的となります。
ガイドブックの基本構成
まずは基本構造に沿って作っていきましょう。
目次
全体の構成を示す大切なセクションです。
これでどんなガイドブックかを把握できます。
また、使う人が目的のページを探しやすいように心がけます。
目的・概要
どんな人を対象にどう役立ててもらうのか。
そのためにこういう内容で書いていますということを書きます。
作成者の意図を伝えておきましょう。
内容
何を書くかで変わってきます。
参考として
◆始まった時
介護が始まった時の初動を書きます。
介護は初めが一番大変で、ここで躓くと仕事を続けられなくなります。
適切な行動をガイドしてあげることが大切です。
◆制度・サービス
事前知識として制度やサービスを認識してもらいます。
制度を知っているだけも対応は大きく変わります。
どのくらい詳しく書くかは何を「目的」に書くかで変わります。
◆企業の独自対応
企業独自の取り組みなどを書きます。
企業の特色を出すといいですね。
事例・Q&A
問題をリアルにイメージしてもらうために事例をいれると理解しやすいです。
また、多くの人が疑問に思うことをQ&A形式にするのも方法もあります。
参考資料・情報
役立つ資料や情報(連絡先やリンク先)をまとめておくと便利に使えます。
自分で全て作るのは大変なら
相談しながら一緒に作り上げていくサービスを行っています。
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