AIに仕事を奪われる心配していられる幸せ

令和7年10月30日 (木)晴れ 執筆

AIによって特に白襟(ホワイトカラー)と呼ばれる人の仕事が奪われるという。

アマゾンが1万人以上クビらしい。

マスコミは大変だ~大変だ~という。

けどAIに反対しているわけではない。
そりゃそうだ、人々の不安を煽って儲ける商売だから。
困りごとが多いほど儲かる下衆な商売である。

AI、ロボテクスが問題なのは人間の仕事を奪うことではない。
本来は出来る限りロボットにやってもらい、かつてのギリシャのようにやることなくて

「なぜ生きているのか」をお茶飲みながら毎日考えている世の中が理想(なのか?)。

要は中途半端なのである。
自分の代わりのアンドロイドが働いて稼いでくれる。
そこまでいかないといけない。

けれど、今生きている中年以降には現実味がないので絶望である。

まあ、私は人間を幸せにしない科学技術は害だと思っている。
刑務所で過酷なのは「使役」がない刑。
人間何もすることがなくなると気が狂うのである。
暇こそ最大の苦痛。

孤独が好きと言う人もいる(私もだが)。
けれどそれは普段が孤独になっていないから。
本当に誰とも接触がなかった人は人に会って怒られようが罵られようが幸せだと言う。
人と会うだけで幸せなのだ。

仕事もそう。そりゃ過労死しそうなブラックな仕事は別問題だが、ごく一般的な仕事は
まあ、月曜日憂鬱になったりするけど仕事ができるだけ幸せである。

失業した人ならわかるけど。仕事がないってもう毎日地獄です。

仕事が嫌ならやめろという人がいますが、そんなに簡単じゃない。
仕事を失う恐怖は底知れません。

そういう意味ではAI,ロボット・・・敵ですね(笑)

で、AI,ロボットが今後発達していく中で、将来に向けて何をするべきか・・・なんて語られます。

そんなもん一般人(偉そうな評論家含む)がわかるわけがない。
なのでネットでそれっぽいことを書いているものは妄想です。

10年前、5年前、言われていたことはことごとく裏目に出ています。

創作(アーチストなど)はAIには出来ないと言われていましたが、今一番食われています。
逆にロボットが代替すると言われていたブルーカラーの方が重宝されだしています。

まあ、それも高性能義体が出来たらどうなることか・・・

AIに仕事を奪われる心配していられるのは平和が前提

AI,ロボットに仕事が奪われる~と心配するのも当然なのだが、抜け落ちているものある。
それはAI,ロボットは電気があってシステムが管理されていて初めて威力を発揮するものだということ。

現在、世界では大規模な戦争が数か所で起きています。
日本で言えば台湾有事、テロ。
さらには南海トラフ地震などの大災害。

あの戦場でAI,ロボットが役に立つのか?

全てを電子に変えてしまっていたら一瞬で霧散する。

そう考えるとAI,ロボットに仕事を奪われると心配できるのは幸せであると思う。

で、異常事態・・・電気もガスもない状態でどう生きるか。

一気に原始時代になるわけです。
人間の文明なんて砂上の楼閣と言っていい。

故にサバイバル力を高めておくこと。

それは遊ぶことでいい。
釣り行って魚さばいて食べる。
果物刈りに行って収穫して食べる。
DIYでものを作る。
家庭菜園で野菜を作る。
古着から雑巾を作る。
山登りして草木を知る。
キャンプでぷちサバイバル。

そういうことが肝要かと思う。

不便に戻すこともあっていい

創作の世界なんかはサブスクリプションなんかやめてCDやDVDだけで売るようにしていいと思う。
正直、見る方も見放題ではつまらなくなってしまう。
超時空要塞マクロス「愛覚えていますか」は100回は観た。
今そんなことはほぼない。

食べ放題で味わえないのと同じ。

高額払って糞映画だった。それでいい。
でも金払ってるからがんばって見て楽しむ。

創る側もそのほうが儲かるでしょう。

儲かればそのお金が世の中に回っていくんです。

出来るからってなんでも発展させればいいというものではない。
そもそも科学技術、AI,ロボットは人間を幸せにするために作られているはず。
人間を不幸にしては本末転倒。

私は原始時代的な方が好き。



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