会社での長時間労働は沈みゆく船での仕事

残業 沈む船

令和6年(2024年)10月11日(金)晴れ 追記

昔の自分の記事から考える。

毎日終電とかいう状態などが普通だった時代は残業=悪でした。

サービス残業は論外として、常態化した残業は良いとは言えません。

しかし、昨今はあらゆる残業が悪とされていて残業ができない。

もっと働きたい、もっと稼ぎたい人が苦しんでいる。

残業せずに副業で稼げ!?

かつては私もそう言っていましたが凡人には難しい。

そうなると残業で稼ぐしかない。
今の仕事なら十分できます。それを少し多くするだけ。

昨今、自由な時間が欲しいという人が多いと聞きますが、
お金がなかったら安心して過ごすこともできないし、何も行動できません。
(失業中は自由だけど楽しくない)

ビジネスだってお金があれば誰でもできます。
お金なくても出来るなんて言っている人の「ない」は数百万円単位
千円もないのが凡人。
成功している人は元から金がある人。

残業が減って収入が減った人が多いから景気も悪い。
時間の切り売り・・別にいいじゃないですか。
時間ってそんなに大切なのか?
天才とかはそう思いますが、凡人の時間なんて別に大切ではない。

だってダラダラ生きてるだけですから。

もちろん残業したくない人はしなくていい。
けど残業したい人にはさせてあげて。

そもそも個人事業主になったら時間の考慮ないわけだし。

沈みゆく船でも舟を掃除して美味しいご飯がもらえるならそれもまた良し。

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2017年6月4日 執筆

沈みゆく船の床のペンキを残業して長い時間かけてすごく綺麗に仕上げているようなもの

ワークライフバランスに関わっているので「残業」や「長時間労働」についてよく考えます。
個人ビジネスをやっていると「残タスク」がいっぱいで「長時間労働」になることも多くなります。

けれど、自分のビジネスでは特に「長時間労働」と思ったことはありません。
ひとつに自分の好きなことをしているから、「労働」という感覚がない。
好きな時間に適度に休んだり自由に調整できるのも大きいかな。

それは会社員でもある程度できるかもしれないし、
「残業」「長時間労働」を厭わないという人もいるでしょう。
会社によっては「貢献」と評価してくれるかもしれません。

そして、働く、働かないは「個人の自由」です。
ただ、問題なのはその価値観を他の人に押し付けること。
「残業」したくない人にも「自由」があるわけです。

私が会社での「残業」「長時間労働」をおすすめしない
一つの理由が「その貢献が意味がないかもしれない」からです。

今後「会社」「サラリーマン」「正社員」どれも安泰とは言えません。
言わば、「いつ沈むかわからない船」です。
沈まなくても船の食糧・物資が不足すれば、追い出されるかもしれません。
これは公務員だって同じことです。国の財政がひっ迫すれば、色々
人員削減してきますからね。

そんな、いつ沈むかわからない船の床を毎日ピカピカに磨いている、
壁の修理をしている。会社員の日々の仕事です。
もちろん、頑張れば技術が身に付くし、毎日食事も出ます。

しかし、船底にちょっと穴が開いている。見て見ぬふりをしても
「そのうち沈む」とわかってしまった。(薄々感ずいている)

その時どうするか。
救命道具の用意、
食糧確保
脱出船の用意
近くの島の探索
SOS

色々考えると思います。
これが準備ですね。

けれど会社員の人(例としてね)は準備もしないで
「残業」して、沈む船の床を磨き、綺麗にペンキを塗ります。
それに疲れて眠ります。

もちろん、乗組員として責務を果たし、飯を食わしてもらうには
その船の仕事をしっかりこなすことも大事です。しかし、それはある程度でいいわけです。
ある意味「明日でいい」ことを「今日やる」必要もない。
本当にやることは船が沈んでも助かる方法を準備することです。

個人ビジネスは「自分の小型船」を作るようなものです。
これがあれば助かります。
転職は「別の大きな船」を探すことですが、今と同じような状態かもしれません。
要は「沈みゆく船」にどんなに一生懸命やってところで沈んだら無駄になるわけです。
早く自分の新しい「船」を作らないといけない。
または別の船で拾ってもらえる「能力」を付けておかなければいけない。

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