会社での長時間労働は沈みゆく船での仕事

残業 沈む船

沈みゆく船の床のペンキを残業して長い時間かけてすごく綺麗に仕上げているようなもの

ワークライフバランスに関わっているので「残業」や「長時間労働」についてよく考えます。
個人ビジネスをやっていると「残タスク」がいっぱいで「長時間労働」になることも多くなります。

けれど、自分のビジネスでは特に「長時間労働」と思ったことはありません。
ひとつに自分の好きなことをしているから、「労働」という感覚がない。
好きな時間に適度に休んだり自由に調整できるのも大きいかな。

それは会社員でもある程度できるかもしれないし、
「残業」「長時間労働」を厭わないという人もいるでしょう。
会社によっては「貢献」と評価してくれるかもしれません。

そして、働く、働かないは「個人の自由」です。
ただ、問題なのはその価値観を他の人に押し付けること。
「残業」したくない人にも「自由」があるわけです。

私が会社での「残業」「長時間労働」をおすすめしない
一つの理由が「その貢献が意味がないかもしれない」からです。

今後「会社」「サラリーマン」「正社員」どれも安泰とは言えません。
言わば、「いつ沈むかわからない船」です。
沈まなくても船の食糧・物資が不足すれば、追い出されるかもしれません。
これは公務員だって同じことです。国の財政がひっ迫すれば、色々
人員削減してきますからね。

そんな、いつ沈むかわからない船の床を毎日ピカピカに磨いている、
壁の修理をしている。会社員の日々の仕事です。
もちろん、頑張れば技術が身に付くし、毎日食事も出ます。

しかし、船底にちょっと穴が開いている。見て見ぬふりをしても
「そのうち沈む」とわかってしまった。(薄々感ずいている)

その時どうするか。
救命道具の用意、
食糧確保
脱出船の用意
近くの島の探索
SOS

色々考えると思います。
これが準備ですね。

けれど会社員の人(例としてね)は準備もしないで
「残業」して、沈む船の床を磨き、綺麗にペンキを塗ります。
それに疲れて眠ります。

もちろん、乗組員として責務を果たし、飯を食わしてもらうには
その船の仕事をしっかりこなすことも大事です。しかし、それはある程度でいいわけです。
ある意味「明日でいい」ことを「今日やる」必要もない。
本当にやることは船が沈んでも助かる方法を準備することです。

個人ビジネスは「自分の小型船」を作るようなものです。
これがあれば助かります。
転職は「別の大きな船」を探すことですが、今と同じような状態かもしれません。
要は「沈みゆく船」にどんなに一生懸命やってところで沈んだら無駄になるわけです。
早く自分の新しい「船」を作らないといけない。
または別の船で拾ってもらえる「能力」を付けておかなければいけない。

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