コミュニケーションで一番大切なことは人の名前を覚えること

間違えられやすい名前はいいのか、悪いのか

私、内橋康彦と言います。
内橋（うちはし）は音では「いちはし」とよく間違えられます。
なるべく滑舌よく言おうとして、口を尖がらせて「U」と言っても、世の中「いちはし」さんが多いので、勝手に変換される場合もあります。
なので、「内外」の内の内橋です。みたいに言いますが、いつも説明するのも面倒くさい。営業電話で「いちはしさんのお宅ですか」と聞かれたら違いますと言って切れるのはいいとこですがね。

さらに字面で間違えられることが、これまた多い。多すぎる。
どう間違えられるかというと・・わかります？
すでにあなたも間違っているかもしれません。
そう「内藤」です。
ぱっと見て「橋」と「藤」って似ていると言えば似ている。
世の中「内藤」さんが多いので瞬時に置き換わります。
五十音順で名前が呼ばれる時も
青木さん
井上さん
内藤さん
大西さん

いやいや、「い」の次が「な」っておかしいと気が付け！と言いたくなります。

これねえ、初対面の人だけじゃないんです。
１ヶ月一緒に仕事している人が何気なく「内藤さん」と言ってくる・・・
知り合って何年も一緒に活動している人のメールが「内藤さん」

無意識に置き換わっているのは十分理解しているものの・・・
やっぱりショックなんです。
嫁の名字や母方の名字がいいなあ、なんて思いますが、これはこれでネタにできたからいいか。
世の中「内橋」いっぱいいますしね。

まあ、良しとしましょう。

名前を覚えることがコミュニケーションでは重要

リッツカールトンに宿泊するとホテルのあらゆる人に名前で呼ばれると聞いたことがあります。いやー実際泊りにいくのがいいんですが・・もうちょっと先・・

銀河英雄伝説で大将閣下のラインハルトと副官のキルヒアイスが下士官を名前で呼んで、なぜ我々のような下っ端の名前を知っているのかと驚いたエピソードがありました。このシーンがラインハルトがただならぬ人物であることを物語っています。

大物政治家は名前どころか誕生日なども把握しているとか。

確かに名前で呼ばれると、自分が認識されていることを強く感じられる。
いや、単純にうれしいかな。

名前が覚えられない

なので、
「名前を覚えることは大切」
って、それは皆さんもわかっていると思います。
ゆえに、冒頭の話のように名前を間違えられるとショックなんです。
逆に私のようによく間違えられる人間にとって正確に名前を憶えてもらっているということは感動に近い出来事だったりします（おおげさじゃ～ありません）。

なのに・・なのにですよ。
「他人の名前が覚えられない」んです。
最近は「名前を忘れる」ことも多い。
めちゃ知っている人なのに名前が出てこない。
これショックです。
なんでなのか・・脳みそショートしているのか。
それはともかく、名前を聞いたら復唱しまくります。
関連付けてみたりもします。
けど、数分後にはすっ飛んでいます。

あやふやな時に名前を呼ぶのも勇気がいります。
初めて呼ぶ・・合ってるかわからないから。
名前を呼んでこっちを向いてくれて初めて照合される感じです。

さらにやっかいなのが、聞き取れない場合。
個人企業家などは普段、自己紹介などしているので名前もはっきり言ってくれますが、会社員は普段、自分の名前なんてそんなに言いません。
「俺だけど」

「ぅちは・・です」みたいな、ごにょごにょと言われると、もうどうしようもない。仕事関係でお客さんなら聞けない・・

困ったことです。

せめて自分の名前は覚えてもらうようにすること

相手の名前を覚えるのはすぐに名前で呼ぶこと・・これが一番。
あとは関連付けて、メモして覚えます。

そして、自分の名前を憶えてもらいましょう。
どうやるか。
会うたびに名前を名乗る。

「こんにちは～　内橋康彦です」

これでいい。選挙じゃないけど連呼、連呼。

女の人の名前は一発で覚えられる

あっ、今思い出したけど、かわいい女の子や美人のおねーさんは名前を一発で覚えられるは・・やっぱり興味の度合い？
いやいや、これにはコツがあって、自分の女にしたつもりで名前を呼ぶんです。
相手が松下奈緒さんだったら「奈緒、今日はどこでデートする？」みたいなキモい妄想をすることで覚えられる。
だから、おっさんには使えない。おっさんは覚えられましぇん。