人が怒る対象はひとつ

人が怒る対象はひとつ

目次

人が腹が立つのは人

腹が立つことってあります。
腹が立って眠れないこともあります。
怒り、憤り、恨みのエネルギーが放出されます。

それらの怒りのエネルギーってあるひとつのものにしか向かいません。
それは人間、「人」です。

道端のブロックにぶつかると、ブロックに怒るのではなく、ブロックを置いた人に怒りがこみ上げてきます。
「こんなところにブロックを置いたのは誰?危ない!」

犬に噛みつかれたら、犬に怒るんじゃなくて飼い主に怒ります。

災害にあって被害を受けると、自然災害だから仕方がないと自然には怒りませんが、防災体制が出来ていないと役人に怒りをぶつけます。

ハラワタ煮えくり返る怒り、恨み、妬み、全て相手は人間です。
例え世界が自分一人になっても、人間である自分に怒ります。

人間以外に怒ることってありますか?

私はあります。
大切な金魚を全滅させた猫です。
けどまあ、これも猫を限りなく擬人的に見ていたからだと思います。
野良猫なので仕方なく猫に怒りが向きましたが、飼い猫なら間違いなく飼い主にいったでしょう。

まあ、本当に怒りというものは人間関係そのものだと思います。
ひとりひとりが個性を持っていて、考え方も違うんだから摩擦が怒る、いや起こるのも仕方ありません。
腹が立ったら離れたら平和に解決するのですが、今の社会では会社や地域など離れたくても中々離れられない事情もあり、難しい。

皆が個人ビジネスをするようになれば、嫌な相手から離れることも容易になるのですがねえ。

その怒りを人から切り離してみる

怒りを人から切り離して考えてみましょう。
これは言葉では簡単に言えますが、難しい。
でも、怒りが収まらない時とか、ちょっと視点を変えて少しは怒りを抑えられるかもしれません。

例えば、知人にお金を貸して返してくれない時、「知人がお金を返さない」は置いておいて、「お金が返ってこない」事実だけをみると「悲しい」「残念」という気持ちが残ります。そこに「怒り」はありません。
貸した自分に腹が立つ・・そこも切り離しましょう。
ある意味、犬にボール持っていかれた感じで捉える。
どうでしょうか?
1秒ぐらい怒りを忘れられたならうれしいです。

これ逆に考えると、人間への怒りはすさまじいということになります。
仮に知人が後日お金を返したとしても、すぐ返さなかったことへの恨みとかはずっと残っていたりします。
そんな時こそ人を切り離せば、お金が戻ってきてラッキー!となります。

やっかいなのは誹謗中傷、侮辱など人と切り離せない事象。
言葉はやはり人がついてきますからねえ。
いや、もう怒りの理論とか関係なく、頭沸騰でしょう。
まあ、そういう時は罵詈雑言をノートに書き殴って、呪ってやる!ぐらいの勢いでいいんです。
自分が引いてしまうぐらい、ひどい妄想しましょう。
いくらなんでもそこまでは・・と思えれば大丈夫です。

人間は本当に感情の動物である。

ある程度、大人の対応ってあるとはいえ、やはり人間は感情の生き物。
理屈は重々わかっていても、抑えられない。
悪口言ったらダメ、怒鳴ってはダメ、暴れてはいかん。
その通りですが、まあ迷惑かけない範囲ではやっていいと思います。
友達呼んで悪口を聞いてもらう。
カラオケで怒鳴る。
まくらをどつきまくる。
藁人形に五寸釘を打つ!

同じことを言われても、腹立つ相手と喜べる相手がいるんです。
本当に人間は感情に支配されていると思います。

感情的になる相手は人間だから、腹が立つ相手も人間

人間は感情的な生き物であり、相手も感情的な人間ゆえに腹が立つ。
そのことを覚えておけば、少しは怒りをコントロールできるでしょう。
要は致命的なことになる一歩手前で踏みとどまれるかです。
そのためには家のモノに当たり散らすぐらいはOKですよ。

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