関西大学ラグビーAリーグ2022 第三節

目次
同志社大学 25 – 12 摂南大学
鶴見緑地で行われた第一試合
前半、同志社は手堅くペナルティーゴールで先制。
摂南大学はすぐさまトライを返し、お互い2トライで前半を15-12同志社リードで折り返す。
後半、摂南はスクラムなど優位に立つが要所でミスしチャンスを掴めない。
同志社は上手い試合運びで摂南のパワーをかわし加点し逃げ切った。
摂南は勝てる可能性は十分あったが、攻撃が単調でミスも多かった。
この辺りが勝ちなれていないチームの課題。
しかし手ごたえはあったと思うので今後に期待したい。
同志社は不調と言われるもちゃんと勝ち切る力を見せた。
今シーズンは初戦の敗退と勝っても接戦、しかも京産・天理が強力というのもあって評価は辛いがそんなに悪くない。今後の試合で調子を上げられれば上位と十分戦える。
天理大学 29 – 0関西学院大学
激しい雨の中行われた鶴見緑地第二試合
雨の中とあってハンドリングエラーも多発。
両チーム華麗なバックス展開ができず、フォワードの力比べとなる。
そうなると強力FWの天理大学が圧倒的に有利、モールなどで4トライを取り22-0と天理大学リードで折り返す。
後半、天理大学は追加点を取りにいくも関西学院大学の厚いディフェンスに阻まれてミスを連発、
関西学院大も反撃を試みるも攻めきれない。
試合は膠着、終了間際にヴァカタ選手のダメ押しトライでノーサイド。
天理大学としては雨の日とはいえミスが多く思ったほど得点が出来なかった。
しかし、無得点に抑えたのはさすが。
難しいコンディションの中でもしっかり勝ち抜くところに強さを感じる。
関西学院は完封されたのは痛いが後半はほぼ互角に戦えた。
上位二校との対戦を終えて今後は強度は和らぐので全勝を期待したい。
近畿大学 20 – 25立命館大学
実力の拮抗するチーム同士の対戦。
立命館の最初のモールトライ、10m以上押し込んでいた。
かなり有効な攻撃だったがそれ以降使われなかった。
もっと使っていたら楽だったような気がする。
近畿はスクラムが優勢だったがあまり有効に生かせずもったいなかった。
お互いミスも多かったが、最後までどちらが勝つかわからないスリリングな試合でした。
今日勝利した立命館大学は大学選手権に一歩近づきました。
近畿大学は逆に脱落。
三位争いはまだまだわかりません。
京都産業大学 99 – 15 関西大学
京都産業大学、大爆発の15トライ
面白い様にトライを取りまくりました。
今年はかなり強力です。
昔の京産大はスクラム、モールでゴリゴリトライを取るしかなかったけれど、今シーズンはバックスでもガンガン取れる。
対する関西大学はフィジカルに圧倒されていました。
しかし、再三間を抜けてゲインしたり、チャンスにはキチンと2トライ取っていたり決して弱くはないと思う。
ただ、ラグビーは力のバランスが崩れるとこういう大差になってしまう。
第三節 順位
1.京都産業大学(勝ち点15)
1.天理大学(勝ち点15)
3.同志社大学(勝ち点9)
4.立命館大学(勝ち点8)
5.近畿大学(勝ち点5)
5.関西学院大学(勝ち点5)
7.関西大学(勝ち点1)
8.摂南大学(勝ち点0)
京産と天理の優勝争い
関西に強度の強いライバルがいるのは関西リーグにとって喜ばしい
本当は同志社も優勝争いに絡んで欲しいところ
三位争いは立命館、関西学院が一歩リード
同志社もまだチャンスはある。
次節、同志社vs関西学院が注目