賢い人が考えるからうまくいかない

令和7年(2025年)4月16日(水)晴れ 執筆

大阪万博2025

維新の会が絡んでいるので批判的な話も多いですが
私は万博自体は楽しみにしています。

で、万博がらみで「並ばない万博」というテーマがあります。

で、実際開幕すると並ぶ並ぶ・・・

こういうことって多いです。
なんでこうなるのか。

これは所謂、秀才、仕事が出来ると言われている人が作るからじゃないのかと感じています。
いや、優秀な人がいないと作れないんですが、出来ない人もいないとうまくいかない。

優秀な人間は出来ない人間のことが理解できない。

なので立派なシステム、仕組みを作ります。
数学が得意なので計算式上は「並ばなくていい」仕組みは完璧です。

けれどこういうのは想定データがそもそも間違っています。

相手はデジタルデータではなく「人間」なんです。
しかも秀才が思うように動いてくれない。

テンションが上がって鞄にばくだんが入っていると騒ぐおじさんとか想定外な人間が現れます。
まあ、それは極端な例なのですが、
普通にITわからない。
予約面倒くさい(予定なんてわからない)
トラブルは発生するもの

全て予約すればスムーズ・・なんでしょうが、予約って時間が縛られます。
パビリオンとかよくわかっていて予定組む人はいいでしょうが、
パビリオン調べて予約するなんて、考えただけでも面倒です。

当日、気が向いたところに行きたい。
そういうものです。

人間の気分なんてコロコロ変わります。

そういう人間的な部分を考慮しないからうまくいかない。

けれど優秀な人は「なぜ思うとおりに動かないんだ、馬鹿なのか」と思ってしまう。

職場でも有名企業のシステム導入を見ていると
大企業優秀企業社員が偉そうに自分が作ったシステムに陶酔して説明しますが、
現場には全く迷惑なシステムだったりします。

チェックや決まりをたくさん作っても、それを守れなければ意味がないし、
本当に優秀なら作業が楽になって効率化、セキュリティ強化できるものを作れるでしょう。

開発メンバーに近所のおばちゃんを入れてうまくいくかを考えないといけない。
賢い人だけでは回らない。阿保も必要なんです。

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