仕事と情報がなくなる近未来
かつての産業革命は「機械」の登場でした。
今起こっている産業革命は「ビックデータ」
世界のあらゆる情報をAIなどを駆使してビジネスに展開する。
なんかもうついていけませんね。
産業革命の時は人間がしていたことを機械がやることで仕事がなくなりました。
とは言え馬車の御者が車の運転手に転換することは可能でした。
だから今それなりに仕事があります。
しかし昨今のロボテクス化で仕事は減ってきています。
スーパーは自動レジ
問い合わせはAI
銀行はネット
人間の姿が見えません。
けど、これらの機械化はちょっとした効率化程度です。
世の中から仕事がなくなる~と言うほどでもありません。
問題は知識の仕事、感性の仕事がなくなることです。
今まで秀才で知識があれば良い仕事に就けていました。
しかしビックデータがあれば人間の知識など凌駕してしまいます。
裁判官、弁護士、税理士、社労士などの士業はAIの得意とするところ。
ビックデータから検索、編集すれば事足ります。
大学の授業もAIの方がよりわかりやすく教えてくれるでしょう。
そうなればリモートでもいいわけです。
次に創作分野
これは人間しかできないと言われていましたが、
ビックデータから人間の嗜好を分析して、映像なり音楽を作り出すことは簡単になってきました。
ビジネス的に売れる作品が作られる。
そりゃ絵画には魂があって機械には魂がないと思います。
けれど絵画の魂を感じる人がどのくらいいるのか?
ウケルものを作ればいいのですから。
となると今までアイデアで食べて来た人の仕事は将来ほとんどなくなるかもしれません。
コピーライティング・・・AIがさっと作ってしまうでしょう。
企画やらイベントも作ってくれます。
あとは指示通り動く人間がいればいい。
お寿司を握るのはロボット。
横で食材を用意するのが人間。
営業するのはロボット。
書類を届けるだけの人間。
そんな補助的仕事がメインになりそうです。
けど、それは悲しいですね。
ではこれからの仕事は・・・・?
情報もなくなる
今でもネット上ではデマやフェイクだらけです。
しかし今後、ニュース記事などもビックデータからAIが作っていきます。
けれど、ビックデータの中には多くの誤情報、偽情報が紛れ込みます。
もう平気でないことをあるかごときに出来るのです。
今、写真や画像、音声・・証拠として薄くなってきています。
簡単に加工できるから。
どちらが正しいか判断できないことだらけです。
情報がなくなるとは本当の(真実の 信頼できる)情報がなくなるということです。
本当の情報がなければ正しい行動ができません。
これも困ったことです。
ビックデータ産業革命の中でどんな仕事をするのか
ビックデータ&AI&ロボットで人間の仕事が全て失われる!
なんてことはありません。
最終的には人間の判断がいります。
機械のメンテをする人がいります。
AIの基礎プログラムを作る人がいります。
しかし、これこそ高度で優秀な人しかできません。
凡人でどうやるか?
ひとつはビックデータ&AI&ロボットは敵ではなくパートナーと考える。
やってもらえるところは任して人間として一味加える感じですね。
とは言え、それも中々の能力がないと出来ません。
凡人としては・・・・
昔の産業革命でも機械をぶち壊せ!
みたいなことが起こっていました。
なんか時代に取り残された人というイメージでみていました。
デジタルわからんという高齢者のように。
しかし、今はわからなくもない。
全てAIで自動化して人間の仕事が一切なくなるのは幸せな世の中なのか?
ベーシックインカムで働かなくても暮らしていけるならそれもいい。
けど、たぶん自動化した分稼ぎがなくなることになるでしょう。
それを考えた時、不便でも人間がやることを意図的に残すという考えも有りだと思います。
小さい工場なら瓶詰は手作業ってところもあるでしょう。
それはそのままでいい。
昨今のサブスクリプションとかもあまり良くないと感じています。
ひとつひとつの作品をDVDやCDで売る方がいい。
そりゃお金はかかります。
けど愛着が違う。
CD買った時のジャケットや歌詞ブックを見る楽しみ。
それなりの値段で買ったから大事に扱うし、何度も楽しむ。
最近の作品の印象が薄いのは大事にしていないからだと感じます。
百貨店の熨斗も最近はプリント・・・いやあの手書きに価値があると思うのだが。
スマホ、携帯、ネット・・・便利だけどしんどくなっている気がします。
昔なら会社や学校でバイバイすれば翌日までほぼ接触はなかった。
けれど今は簡単に連絡が取れてそれを気にしないといけなくなりました。
これが結構しんどかったりします。
要は文明の進化を止めることも大事だということ。
なんですべてデジタルにしないのか!
そういう論調は多いけれど、自分の仕事がそれでなくなってもいいと言えるのか?
時代に逆行するところがあってもまずは暮らしを守ることが重要なこともあります。
そうなるには政治を動かす必要があります。
規制緩和しない政治がなぜあるのか?
規制緩和で仕事を失った人も多いということです。
で、今後の有望な仕事は?
そんなことがわかれば苦労はしません。
一寸先は闇ですね。
ひとつの考え方で言うと
「電気がなくなった時を考える」
ですね。
太陽風の電磁波
電磁パルス攻撃
大規模災害、戦争
電気が突然無くなる事態は結構起こり得ます。
ある日突然起こります。
電気の生活なんて100年ぐらいしかやっていません。
太陽嵐は常に来ます。
昔はオーロラが見えるぐらいのことでしたが
現代は全世界停電が起こります。
ビックデータ、AI、ロボット
こいつら電気がなければ全くの無能です。
電気がなくても働ける。
そういう仕事がいいと思います。
大工、裁縫、野菜作り、料理、サバイバル術
もうね、個人で生きていけるようにするのがいいと思います。
何が食べられて、何が食べられないか
色んなものの調理法
小屋の作り方
でも停電しなかったらどうする?
つづく