耳の遠い老人はなぜ子供の声がうるさいと怒るのか?
日本経済新聞主催の養老猛さんの講演会に行きました。
テーマは「地域創生の視点」
なのですが、地域をどうにかするとか言う話しでは全くなかったです。
めちゃくちゃ頭が良い人なので、言っていることについて行けませんが、常識、当たり前を疑う見方のヒントになりました。
人間は感覚を消すことで「同じ」を認識して
社会を作っています。
「交換」というのは人間しか出来ないそうです。
A=BとB=Aが同じと解るのが人間であり、
動物や幼児はAとBは字が違うから=はおかしいとなる。これが「感覚」です。
肌が「白」いですね。と「白」の字を見て人間が思う色と動物が思う色は違います。
動物は黒い文字で書かれているので「黒」と思います。
これも感覚。
感覚を無くすことで「同じ」を認識できる。
感覚は個々に全く違うからという話。
難しくも面白い。
で、冒頭の話。耳の遠い老人はなぜ子供の声がうるさいと怒るのか?
通常、人は騒音の中でも会話出来ます。
それは聞きたい音の周波数を合わせて、
他の音のボリュームを下げることが出来るから。
しかし、歳を取ると全てが同じ音量で入ってくるので、今まで雑音としてきこえないようにしていた音が聞こえるようになって「うるさい」となるそうです。
そんな話ばっかりで私は楽しめたんですが、地域創生の内容はよく掴めませんでした。
でも、養老さんらしい(笑)
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