残業という言葉の響きが悪い

一日8時間働いても生活が苦しい世の中とは

2024年3月5日 追記
自分で自分の記事に突っ込む
書き直そうと思ったけど、まあ考え方の変遷をみれていいかなと
追記にしました。

今は「残業」という言葉に良い印象も悪い印象もないです。
それより「働き方改革」と称して「残業」が出来なくなっています。

もちろん、体壊すとか家庭放置は無くしていかないといけないのですが、
「残業」が無ければ生活が苦しい。
それが正直な思い。
仕事が忙しい苦しみよりお金がない苦しみの方が辛いのです。
特に子供が大きくなると金が足りない。

お金が足りないなら副業しようぜ!
という話もあります。(私もそう言っていました。)
けど、これも向き不向きがあり誰でもうまくいくわけではありません。
しかも成果はすぐにでない。
今月来月にお金が必要な人間いは現実的ではありません。

そうなると凡人には今やっている仕事で上乗せできる「残業」は助かります。
自分の時間とか自己研鑽なんて言ってられません。
まずは家族のために稼がねばならない

「働き方改革」の抜けているのは収入が減るというところ。
推進している人は高収入のエリートで、飯のタネにしているだけ。

キラキラ人生を生きよう!収入減は知らん。って感じです。
クソです。

「残業」というとその人の能力が低い、生産性が悪い、効率が悪いなど言われますが、
そうでしょうか?

上司の指示が悪かったり、定時直前に問合わせがあったり外部要因の方が多いと思います。
で「残業」するなとサービス残業させられる。
これって人を幸せにしているのだろうか。

ほどよい「残業」は助けとなる。ちゃんとした仕事!!(下部タイトルに突っ込み)

「残業は」残った作業、仕事ではない

2015年7月9日 執筆

「残業」「時間外労働」
昨今、これらを無くしていきましょうと国も社会も動いてます。
苦しんだ私としてはうれしい流れです。

ただ、一概に「残業」はダメと言いたいわけではありません。
起業家にはそんな概念はないと思います。
会社員に向けた言葉です。

「残業」にも必要なものと不要なものがあると思います。
そもそも「残業」という言葉。
「作業が残っている」わけです。
厳密に言えば「仕事」じゃない。(仕事はクリエイティブで新しい価値を生み出すもの)
単純に「書類作る」などの作業です。
それが時間内に処理できなかったということ。
これは普通に見れば「能力」がないことになります。
段取りやマネージメント、処理能力がないということ。

残業

「価値を高める仕事」

そうではなく「価値を高める」ための(気が付いたら)長時間労働。
というのはいいと思います。
もちろん、オンオフをコントロールできることが必要です。

雰囲気や残業代目当ての不毛な残業が問題ということです。
毎日定時過ぎても画面をボーっと見ている人いますよねえ。

ある意味「ノー残業」は会社の外でクリエイティブな仕事をしてこいと捉えるといいと思います。
異業種の人と交流を持ち、勉強し、体験し、アイデアを生み出すことです。

どれだけ働くかは個人の自由だと思います。ただ、これからは様々な事情、制約を持った多様な人が認められる時代。
会社という組織の中で24時間フル稼働社員を基準にしていては成り立ちません。

生産性を上げて、短時間労働社会にしていかないと制約のある人は働けません。
制約のある人が気兼ねなく働ける。そういう仕組みにしていく一つが「残業削減」なんです。

自分は働ける!だけ考えていてはいけません。
あなただって明日は自身の病気や親の介護で長時間働けなくなるかもしれない。
そうなってもキャリアを失うことなく力を存分に発揮できる社会がいいと思いませんか?