繊細な人間の気持ちがわからんか、鈍感な上司

令和6年(2024年)10月21日(月)寒くなった。
昔の自分の記事から考える。
記事を読んでいて思い出しました。
「今まで生きてきて悩みをもったことがない」
「私には嫌いな人はいない」
そういう偉い(そうな)人がいました。
これ聞いて信じられますか?
私は信じられません。
そりゃ薄いところ、薄い関係ならあるかもしれませんが、
人間、右向きながら左を向けないごとく
悩み、好き嫌いがあるものです。
タイトルの「繊細な人間の気持ちがわからんか、鈍感な上司」
まあ、人の気持ちというものは自分が同じ立場にならないとわからないものです。
相手に期待しない。
自分は自分と堂々生きていく。
それでいいんです。
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2017年6月15日 執筆
人間悩んでいるときは寄り添って欲しいとか、共感して欲しいのです
職場で見るだけで、声を聴くだけで嫌な人がいる。
いじめられて、パワハラされて、ストレスで精神を病んでいる。
もう、会社を辞めたい。
そう、悩んでいて、苦しんで、もう死んでしまいたいとさえ思う。
そんな時「しんどかったね。つらかったね。」など共感する言葉が欲しい。
でも、鈍感な上司は言います。
「今まで嫌いと思った人なんていない」
「いじめられたことがない」
「会社辞めたいと思ったことがない」
と誇らしげに言います。
ほほう、それはよかったですねえ。
うらやましいです。
けどね、悩みを相談しているのにそれかい!
個人の資質としてはいいでしょう。
そういう資質が生きる場面もあります。
しかし、ここは違うだろう。
繊細で苦しんでいる部下に対して
「わかってあげられない」
致命的だろお~。
そりゃ、人間耐性は色々です。
でも、部下が平気で上司にとっては死ぬほど嫌なこともあるはず。
人生で絶望することが一度もないのか?
あんた、死にそうに追い込まれても誰も助けんからな!
そう言いたくなる上司。
なんで一言「そうか、苦しかったんだね」と言えないのか。