そう、「エゴ」でいい。

イメージトレーニングでの「エゴ」は自分勝手な意味ではない。

「エゴ」という言葉があります。
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エゴとは
自我 – 英語でego のこと。自己を対象とする認識作用、哲学および精神分析学における概念。
利己主義 – エゴイストの略 – 利己主義者。自己の利益を重視し、他者の利益を軽視、無視する考え方。
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一般的には「自分勝手」な意味合いになります。

しかし、イメージトレーニング的には意味合いが変わります。

「自分勝手」であっても、それが自分の「本当の声」であれば
「エゴ」ではありません。
逆に周りに気を使っていても、「本当の声」とは違っていれば
それは「エゴ」になります。

例えば5人でどこかカフェでスイーツを食べに行こうという話になり、
他の4人が洋菓子(ケーキ)と言った時に、自分は「和菓子」が
良いと思ったとします。
「私は和菓子が食べたい」というのはエゴではありません。
それは自分の本当の声に従っているからです。
皆が「ケーキ」と言っているから「ケーキでいいよ」と言うと
それは「エゴ」になります。

これは言葉の定義、物事の良し悪しではなく、
そういう捉え方があることに気付いて欲しいと思います。

一見自分勝手な行動はダメなことと思いがちですが、
そうでない場合があるということを知っておくことが大切です。

行きたくないランチに我慢して行くことはないということです。
我慢して行っているということは、他の人がランチに来なければ
非難してしまうかもしれない。

そういう状態であるということがわかっていれば、行動が変わります。

「自分の本当の声」をしっかり知ることで良いイメージをすることが出来ます。